出版社内容情報
琵琶湖疏水に浮かんだ男の死体。親友の死の謎を追う若き僧侶は、やがて巨大宗派のスキャンダルを知る。松本清張賞作家の意欲作
巨大宗派の闇を暴く、新・社会派ミステリー
琵琶湖疏水に浮かんだ男の死体。親友の死の謎を追う若き僧侶は、やがて巨大宗派のスキャンダルを知る。松本清張賞作家の意欲作
内容説明
京都市内を流れる琵琶湖疏水に浮かんだ、男の溺死体。親友の死に疑念を抱いた若き僧侶・蜷川賢了は、遺体から違法ドラッグが検出されたことを知り、調査に乗り出す。一方警察には、国宝級の仏像の不正売却を告発する怪文書が届いていた―。京都に君臨する巨大宗派の欺瞞を抉り出す、新・社会派ミステリー。
著者等紹介
広川純[ヒロカワジュン]
1946年京都府生まれ。69年名城大学法学部卒業。会社勤務を経て、86年に保険調査会社へ転職し88年に独立。2006年に『一応の推定』で、第十三回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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