文春文庫<br> 凍土の密約

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文春文庫
凍土の密約

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167801724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺人事件の捜査に呼ばれた公安部の倉島警部補は、日本人ではありえないプロの殺し屋の存在を感じる。やがて第2、第3の事件が……。

内容説明

赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に、警視庁公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれた。被害者は右翼団体に所属する男だ。二日後、今度は暴力団構成員が殺された。2つの事件に共通する鮮やかな手口から、倉島はプロの殺人者の存在を感じる。鍵はロシア、倉島は見えない敵に挑む。公安捜査官の活躍を描くシリーズ第3弾。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年、北海道生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。大学在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞し、作家デビュー。レコード会社勤務を経て、81年より執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を受賞。08年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

119
公安部の倉島を描く、シリーズ第三弾。ヴィクトルは登場しないが、ある過去の秘密をめぐってロシア人スパイと相まみえる。ロシア連邦通商代表部とか、実名組織じゃないか。いいのか?と要らない心配までしてしまう。今回は緊張感があった。2024/02/09

KAZOO

116
ロシア関連の公安シリーズ第3作目です。この分野だけですでに5作(文庫版)出ているのですが話をつくるのが結構むづかしいのではないかという気もします。2世、3世のような人うつがけ公出てきています。今回は、いわゆる戦後の北海道を分割する密約文書をめぐっての話で楽しめました。1,2作目に出てきたロシア人が出てこないので少し残念ですが主人公がいよいよ公安の中の本流を歩み始めています。2019/01/04

やま

63
警視庁公安部外事一課、倉島達夫警部補の活躍の物語です。在日コリアンの行動右翼、ロシヤとの取引を資金源としていた暴力団の組員、そしてロシヤ人ジャーナリストが、秘かに、鋭利な刃物で刺される殺人事件が続いた。手口から見て、プロの犯行と思わる。4人目の被害者がでた。外事一課の西本巡査部長の協力者のロシヤ人が、同じ手口で殺された。この4件の殺人事件を調べている公安の倉島は、犯人の目的を探っていくと、そこには思いかけないものが潜んでいた。2023/08/11

thee birdmen

50
石油バブル崩壊後のロシアで都市と地方の貧富の差が拡大する中、暗躍する極東軍と中央政府の対立が激化。余波は日本にも及んで…という展開から4つの殺人事件が起こります。全2作と違ってヴィクトルは登場しませんが、国内で活動する公安マンたちが登場し、倉島がグングン成長します。事件の背後にある真実を探るうち、たどり着く太平洋戦争終戦直後のあの計画と都市伝説に驚嘆しました。目的のためならなんでもやる国・ロシア恐るべし。というか、フィクションとはいえ、ここまで風呂敷広げられる今野氏も恐るべしです。2016/09/07

じゅん兄

46
やっと倉島が主人公に見えてきた(笑)。それでも見事に騙されていたり、危うく殺されそうになったりで、公安としてはまだまだ甘さが目立つ。まぁ人間的でいいかもしれない。3作目にしてスケールが大きくなった感があるが、このシリーズはスピーディな展開やアクションとミステリーの程よい融合が魅力、個人的にはあまりスケールを大きくしなくてもいいと思う。 2016/06/11

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