出版社内容情報
OL上がりの店長・澪、人形マニアの冨永くん、謎の修復師・師村さんの3人が力を併せて人形にまつわる謎を解決するほのぼのミステリー。
内容説明
祖母の形見の零細人形店を継ぐことになった澪は、押しかけ従業員で人形マニアの冨永くんと謎の職人、師村さんに助けられ、なんとかお店を切り盛りしている。「諦めてしまっている人形も修理します」という広告をみて、今日も傷ついた人形を抱えたお客さんがやってくる。人形と大事な思い出を修理すべく澪たち3人の活躍が始まる。
著者等紹介
津原泰水[ツハラヤスミ]
1964年、広島市生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。89年、津原やすみ名義で少女小説家としてデビュー。97年、現名義で『妖都』を上梓。幻想小説の新旗手として注目される。2006年、自身の高校時代に材をとった『ブラバン』が話題となる。2010年、『バレエ・メカニック』が2009年度「SFが読みたい!」の国内篇で第3位になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
65
初読み作家さん(きっと男性)だと思う。人形に対する知識があまりない女性店主の目線で書かれているから面白い。祖父の代から・・と云う時点で人形に魅入られていたのかと思う程、従業員と職人さんに恵まれています。お雛様を筆頭にイッパイアッテナと云うくらいの人形がありますが・・私もラブドール欲しい(^^♪。これまた断捨離となると人形寺への持ち込みも考えねばなりません。いったんお店を閉めることになりましたが・・続きはどうなるのでしょう。楽しみです2016/08/29
七色一味
65
読破。読み切るまでに、この薄さで5時間20分もかかってしまった。どうも、出てくるキャラに共感できなかったためと思われ…。まぁ、先日某人形のまちの某イベントで、お雛様その他の人形を見たりしていて、結構タイムリーといえばタイムリー。村上市の人形さま巡りも、そのうち行ってみたいなぁ。ラスト、ぱたぱたと「お店畳んじゃって」あれあれ?続編あるよね? なんて思っていたけど、そう言うオチですか…。2014/03/22
はらぺこ
56
ちょっと読み難い気がしたけど全体的には好き。 2014/02/24
紫綺
55
単行本にて既読。人形づくりのあれこれが解る連作短編小説。2011/01/22
nins
50
6編からなる連作短編集。ミステリよりでは無い人形を巡る物語。老舗人形店を継いだ元OLの澪。そして従業員は、人形マニアの冨永くんと人形職人の師村さん。「諦めてしまっている人形も、まずはご相談ください」をホームページに載せて、人形の修復を主軸にした店に訪れるさまざまな客。なにより「人形」と呼ばれる種類の幅広さに改めて感心。思ってみれば「人形」には、創作人形、雛人形、テディベア、マリオネット、等々本当にいろいろあるもの。職人の過去やお店の行く末など玉阪屋の物語として十分堪能。続編は期待して待ちたいところ。2011/10/19




