出版社内容情報
大河ドラマ「天地人」原作者が、著作に書ききれなかった直江兼続と、周辺の人々10人のエピソード、「義と愛」を綴った歴史エッセイ。
内容説明
上杉謙信を師として秀吉や家康と互角に戦い、戦国の世に上杉家の盛名を確固なものにした名家老、直江兼続。大河ドラマにもなった『天地人』の原作者が、そこに書ききれなかった兼続の姿と、妻・お船、主君・景勝ら周辺の十人のエピソードを綴った歴史エッセイ。『天地人』の誕生秘話を語った文庫版オリジナル講演録を特別収録。
目次
算勘で兼続を支えた父―樋口惣右衛門
兼続と生きた年上の妻―お船
関東一の美少年―上杉三郎景虎
兼続を活かした名主君―上杉景勝
義の心映えを見た―大谷吉継
鬼謀の弟子―真田幸村
悪名を着た近江人―石田三成
この命くれてやる!―前田慶次郎
上杉家のナンバー3―大国実頼
隠密武将―本多政重
直江兼続の義と愛
著者等紹介
火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社勤務を経て88年『花月秘拳行』で作家デビュー。上杉景勝の家臣、直江兼続の生涯を描いた『天地人』は2007年第13回中山義秀文学賞を受賞し、09年のNHK大河ドラマの原作となった。現在、最も注目されている歴史小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もももん
4
大河ドラマで直江兼続のことを知り、その原作者の方の書いた本と言うことで購入。義と愛を重んじた武将とは「天地人」を見て知っていたが、他の武将との関わりからみえる景勝・兼続の義のストーリーは改めて感動させられた。。景勝・兼続の幼少気から続く強固な絆は謙信の教えの賜物だった気がする。兼続はやはりタイトルの通り義と愛の人だった。2017/02/16
美亜希
0
巻末に書き起こされた講演録が興味深い。歴史小説作家になったきっかけから「天地人」が大河ドラマになった時の状況、そしてその後に至るまでをお話なさっているのだが、「小説以外の雑事が襲って(中略)元の暮らしに戻れませんでした」の件を読み、なんだか悲しい気持ちになってしまった…。実はまだ「天地人」をドラマのみで小説を読んでいないのでこれから読んでみたいと思う。2015/09/26
中島直人
0
上杉謙信の義を基に戦国を生きた、気持ちの良い男達の物語。こちらまで爽やかな気分にしてくれる作品です。2013/02/06
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