内容説明
都心でネット財閥「アクトグループ」を標的とした連続爆弾テロ事件が発生した。公安の並河警部補は、防衛庁から出向した丹原三曹と調査に乗り出すが…。『亡国のイージス』『終戦のローレライ』など、読者を圧倒し続ける壮大な作品で知られる著者が、現代の東京を舞台に史上最大級のスケールで描く力作長篇。
著者等紹介
福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年東京都生まれ。千葉商科大学中退。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。99年刊行の『亡国のイージス』で2000年第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞、第53回日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門を受賞。03年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞日本軍大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
87
喋りが『』「」()に分かれている?小説。都心で連続爆弾テロ事件発生。主人公達が解決させようと乗り出すが、スケールがデカイよ!(¯―¯٥)2019/09/12
KAZOO
41
長編第4弾。「亡国のイージス」「終戦のローレライ」「人類資金」ときてこの作品です。また映画を意識しているような感じです。DAISという組織が出てきてその因縁が・・・ということで話が進んでいきます。いつものことですが登場人物がそろわないとなかなかテンポが進みません。2014/09/20
KAN
38
久しぶりの福井さん。長く感じてしまいました。いつも、先がきになり、主人公にとてもひかれるんですが。次いってみます。2018/07/07
gonta19
38
2009/2/14 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。 2013/2/28~3/5 久しぶりに読む福井作品。いやいや、相変わらず硬派な展開で、登場人物の設定も魅力的。続きが楽しみ。2013/03/05
hrmt
37
年度末のこの忙しい時に‼︎こんな大作に手を出してしまいその面白さにハマっていく己の不明を恥じ入ります(◞‸◟;)国際テロ組織の攻撃に見せかけながら、防衛庁内部の身内騒動に核爆弾にも匹敵するTPex奪取を絡め、犠牲になった若き非公開情報機関員達の復讐劇。裏切者の汚名に甘んじ人の心を殺してきた朋希と、ハムの脂身と揶揄される公安警察官並河の間に生まれつつある人間臭い関係性が救いになる事を祈りつつ、次巻へ突入します!2017/03/10