文春文庫
マイホームレス・チャイルド―下流社会の若者たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167679880
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0195

内容説明

『下流社会』の著者がその原点と語る「若者がわからない人」必読の名著を文庫化。なぜ、彼らは地べたに座り、路上で食べ、「ゆるい」人生を好むのか?家族の夢の場所であった郊外でなぜ犯罪が多発するのか?朝シャン、ブランド好きの「新人類」とは決定的に異なる「真性団塊ジュニア世代」の行動様式を鋭く分析。

目次

1章 マイホームレス・チャイルド(マイホーム主義からホームレス主義へ―なぜ若者は街に出るのか?;携帯空間願望―なぜ若者は地べたに座って弁当を食べながら電話するのか?;理想とはちがってもしあわせ―なぜ「クレヨンしんちゃん」は人気があるのか?)
2章 脱所有の時代(所有主義の限界―なぜ物が売れないのか?;情報化とサービス化の世代―なぜすぐにキレるのか? ほか)
3章 自分らしさを肯定したい(新しい自我―なぜ若者の人間関係が「広く浅く」見えるのか?;複数の自分―なぜメガヒットが生まれるのか? ほか)
4章 近代的価値観の崩壊(ゆるい人生―なぜ若者は未来を語らないのか?;仕事と遊びの環境の曖昧化―なぜ若者はフリマをするのか? ほか)
5章 脱郊外の時代(家族という不気味なもの―なぜ郊外で事件が起きるのか?;汚れた都市―なぜ高円寺や下北沢に若者が集まるのか? ほか)

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集長を経て三菱総合研究所入社。99年、消費・都市・文化研究シンクタンク「カルチャースタディーズ研究所」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mako

1
帰った実家の本棚でみつけたマイホームレス-チャイルド。大学の学部生の頃、ゼミの先輩にすすめられてよんだ本。これも、昨日お会いした三浦展さんが書いたものだったんだ!時代をつくってた真性団塊ジュニア世代の下の世代のわたし、10年前にこの本読んだ時何を思っていたんだっけ。うまく思い出せなくて。あれから10年、何が変わったのかな…2015/07/14

にゃん助

0
(^-^)(^.^)2013/06/07

ひゃく

0
的を射ている分析があるものの、紙オムツ世代だから若者はキレるというめちゃくちゃな若者論が転がっていたりする。2011/08/13

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