内容説明
不愛想?威圧的?英語が通じない?実際に訪れたロシアは面白すぎる国だった!首都モスクワ、世界遺産都市サンクトペテルブルクから、ロシアが実効支配する樺太(サハリン)、極寒のイルクーツク、飛び地のカリーニングラードまで広大なロシアを巡る旅行記。
目次
第1章 日本から一番近いヨーロッパ『ウラジオストック』
第2章 ロシアが実効支配を続ける『樺太(サハリン)』
第3章 ロシアの飛び地『カリーニングラード』
第4章 ヨーロッパ最大の都市『モスクワ』
第5章 世界遺産都市『サンクトペテルブルク』
第6章 極寒のシベリア『イルクーツク』
著者等紹介
嵐よういち[アラシヨウイチ]
1969年生まれ。東京都杉並区出身。20歳からイギリス、アメリカと留学(遊学?)して、その後、面白い写真を求めて海外を放浪する。80ヶ国以上を渡り歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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榊原 香織
62
ホテルにヒグマが2頭もいたのが私のおそロシア体験。(逃げたらどうすんだわけわかんない) この旅行記は面白かったがさほど怖ろしくはない。アリョンカ・チョコレートも紹介 美味しく、安く、かわいい。2023/08/12
ひなぎく ゆうこ
27
私には、きっと行くチャンスがないであろうロシア。街や現地の人に、一歩踏み込んで得た情報満載で面白かったです。2020/02/27
yomineko@猫と共に生きる
26
題名をみると、ちょっとふざけているのかなと思いましたが内容は中々濃いです。ロシアで一喜一憂する著者とアシスタントの編集者。それでも、2回目の取材を受けたときに「どうしてももう1回行ってみたかった」と書いておられ、やっぱりロシアは最高なんだなと再認識。2018/12/27
わたお
24
おそロシアって言うほど、おそロしい体験はこの旅ではなかったみたいだ。おばちゃんにカメラを向けると怒られることと冬は冗談抜きで死ぬほど寒いことは分かった🥶ロシアに行ってみたい気持ちは高まりました(夏にね)2019/12/26
ジョニジョニ
21
今まさに、おそロシアなんですけど、ロシア文学好きなわりには、どんな人たちなのか全然わからないなーという時に運良く見つけた、2017年の旅行エッセイ。ウラジオストックで”お米”と大書されたビールを飲んだり、サハリンで安くカニを食べたり、モスクワで変な味のスープを飲んだり。ロシア語を話せないばかりに、珍道中になってしまって面白い。国の歴史にもちゃんと触れていて、なにしろデカい国だから、ほんの一部でしかないけれど、入門用に最適でした。笑顔を見せないのは、寒い国ならではの国民性なんですかねぇ。2022/03/08