内容説明
あまりにも多くの人が日本サッカーをJリーグ以後でしか考えていない。日本代表がW杯に初挑戦したのは1954年、85年には予選突破目前までいった。対してJリーグ誕生は93年。これほどの注目を浴びることなど予想だにしなかった頃から、世界の舞台で試行錯誤を繰り返して強くなってきた日本代表の、80年以後の戦いぶりを描く。
目次
日本がブラジルを破った日
個人技の日本サッカー
ピヤポン5‐2日本代表
「史上最強の日本」対「史上最強の韓国」
守備のチームが守備で失敗
主役はそろっていた
アジア・チャンピオン
オフトのギャンブルとイランの逆襲
パウロ=ロベルト・ファルカンの屈辱
日本サッカー史上最高の試合
28年の歳月
奢るなかれ、されど恐れるなかれ
サッカーの歴史は終わらない
著者等紹介
後藤健生[ゴトウタケオ]
1952年東京生まれ。慶応義塾大学大学院博士課程(政治学)修了。国際サッカー歴史記録学会(IFFHS)運営委員。日本サッカーライターズ協議会理事
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