内容説明
気づけば簡単なこと、誰でもできそうなことが、なぜ最強の企業をつくったか。どう「人」を強く変えていくか。
目次
1章 ライバルよりトップと競え
2章 常識に頼るな
3章 スタート前に多くを終えよ
4章 仕事に「人ごと」はない
5章 自前にこだわれ
6章 現場に精通せよ
7章 「みんなで」の力を信じよう
8章 楽しさを生産せよ
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
t( 7, 10 )
2
これは良書。「今日中にやること全て終わらせるつもりでやっているか」「物事を考えるとき単位は重要な意味を持つ」「自分の能力は自分で判断せず、周囲がどれだけ協力的であるかで測れ」「改善は常にトップとの比較の中で」「対処療法は改善ではない」「真因に切り込んでいるか」「対策よりも予防策を充実させているか」「何かに対して人ごとだと思ってないか」「貧すれば首切り以外の手段が取れない、だから変えなくてもいいときに変えているか」「問題に気付くだけならただの評論家」「わかってからやるではなく、わからないからやる」などなど。2017/08/17
よーだ (Yoda)
1
◆再読◆『オレ流』、『仕事の流儀』等『○○流』、『△△の流儀』という言葉がある。この書籍は『トヨタ流』。『プロフェッショナル:仕事の流儀』が流行った時期の書籍なのだろう。著者はトヨタ出身のコンサルタント。トヨタの流儀をエピソードや著名な経営者の言葉を織り込みながら、トヨタではこう考える、こう実行すると55の言葉を紹介している。ベースにあるのはトヨタの代名詞である『トヨタ生産方式』。『トヨタ生産方式』がトヨタの企業風土、哲学を育んだと言える。『トヨタ生産方式』を学び『トヨタ流』を身に着けたい。(☆☆☆)2018/03/08
Shintaro Kawakami
0
徹底的にやる。スピードと質を追及しつづける。2013/07/11
ぶき
0
トヨタが強い理由がわかる。不況もきっと大丈夫。2008/09/14