出版社内容情報
世界のホンダを育て上げた本田宗一郎。社内報の語録に残されたその魅力ある生き方を現代を生き抜く人々への手紙として公開する!
内容説明
自動車修理工から町工場を起こし、大企業・ホンダを育て上げた本田宗一郎。社員から慕われ、敬愛されたゲンコツ社長は、社内報に膨大な語録を残した。社員への真心のこもった手紙となっている文章には、彼の血の滲むような人生体験が隠されている。現代を生きる人々のために、これらを精選し、テーマ別にまとめたものが本書である。
目次
第1章 失意のときへの手紙
第2章 驕りのときへの手紙
第3章 自立のときへの手紙
第4章 仕事のときへの手紙
第5章 自由のときへの手紙
第6章 若さへの手紙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゐづる
28
仕事は自分のためにやる、会社のためでも他人のためでもない、自分のためにやったことが、結果社会のためになるのである・・・他人に判断を委ねるのではなくて、その判断の結果は自分に返ってくるのだから、自分で判断しなければいけない。当たり前と言えば当たり前ですけどね。それすら最近できてない自分がうすら寒いです。たまに読み返したいので、古本で探そうっと。2015/10/25
TALOS
3
一代で大企業をつくった大人物ですが、こうして読むと古きよき時代の親父といった感じで親近感がわきました。最後の章の新社会人向けの言葉は特に胸に刺さりました。「自分を磨くため」に働きたいと思います。…気がついたら波平ボイスで脳内再生していたのは自分だけでしょうか?2014/04/16
万次郎
2
「昔はこういうオヤジが良く居たなぁ」と思う本。子供のまま大人になった、本当に純粋な感じが伝わる。読んでると元気は出るが、納得感が低い発言も多い。それも本田宗一郎氏だから、まかり通る。2012/06/28
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