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文春文庫
チチンプイプイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167549053
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

異色な超売れっ子同士の顔合わせが実現!始めはどこかぎこちない2人だったが、回を重ねるごとにすっかり意気投合。ムロイのミステリー初挑戦ではミヤベが指導、演歌歌手赤城麗子(ムロイ)のディナーショーにミヤベが感動、はたまた故郷自慢では現地に乗り込みお国料理で対決。その他内容盛り沢山ウラ話満載の大爆笑対談集。

目次

「ひらけ~ゴマ!」―タクシーと地震が怖いッの巻
「ツルカメツルカメ」―福女vs閏魚の巻
「くわばらくわばら」―嗚呼、血の呪縛の巻
「ビビディバビディブー」―陶芸手習いの巻
「カゴメカゴメ」―旅好きvs家好きの巻
「だるまさんがころんだ」―ムロイ、ミステリーに挑戦の巻
「アブラカダブラ」―ミヤベ、ムロイのディナーショーを観るの巻
「ずいずいずっころばし」―故郷グルメ対決の巻

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
東京都出身。墨田川高校卒業。速記業、法律事務所などに勤務の後、87年『我らが隣人の犯罪』(文芸春秋刊)でオール読物推理小説新人賞、93年『火車』(双葉社刊)で山本周五郎賞、99年『理由』(朝日新聞社刊)で第120回直木賞を受賞

室井滋[ムロイシゲル]
富山県出身。早稲田大学中退。81年、在学中に『風の歌を聴け』でスクリーン・デビュー。映画『居酒屋ゆうれい』『のど自慢』『OUT』など女優業を続けるかたわらエッセイを書く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

153
対談集。室井滋の短編を所蔵。おばちゃん談義のようであるが、興味深い内容が多い。舞台、小説、二人の生活の裏側を覗き見る。室井滋が随筆と小説の違いについて聞いているところが参考になる。対談はオール読み物、CREA,週刊文春に掲載のもの。二人の性格に一貫性があるため全体的なまとまりがある。2013/06/17

おか

84
宮部みゆきさん と 室井滋さんの対談集。最初 ちょっと緊張気味の二人が 回を重ねる内に まるで親戚の様なノリになる。宮部さんの作品の書き方も 大盤振る舞いしているし 室井さんもホラー含みの短編を二つも書き上げている。とにかく二人のお喋りは とどまることを知らずに ドンドン広がっていく。良いなぁ こんな二人*\(^o^)/*2018/07/04

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

42
雑誌に掲載された宮部みゆきさんと室井滋さんの対談集。生まれも育ちも東京は下町のお家大好きな作家と、富山県出身の旅好き女優兼エッセイストという違いはあるけれど、お互い人が好きで根っこのところが共通するものがあるのか、2人の息がぴったりで読んでいてとても楽しかった。宮部さんはエッセイなどあまり書かれていなくて私生活が謎だったので新鮮でした。室井さんの書いた短編小説を宮部さんが作家としてアドバイスをしたりしているのも、思いがけないオマケをもらったみたいでうれしい。2015/09/30

佐島楓

24
宮部さんと室井さんの対談集。初対面からだんだんと打ち解け、今でいう女子会めいた感じになっていくのがとても楽しかったです。こんなに意気投合できたのは、表現者として相通じるものがあったからなのかな。室井さんが挑戦なさった短編ミステリにコメントする宮部さん、少し創作の秘密が垣間見られました。2012/08/31

烟々羅

24
先週末から読み始めて何度か呟いた本を、さいごの「故郷グルメ対決」と「あとがきに代えて」で読了。一貫して宮部さんの名ホステスぶりが際立っていた。 「旅、たいへんだったでしょう。体は大丈夫?」「健康そのものなんです。私の体、ちょっと超能力がかってる(笑)。気が高まってるときなんか空港の金属探知機で心臓のところがピーピーって」「へーえ。不思議。全部で何ヵ国行ったんでしたっけ」 この、さらりと不思議を流す、相手への信頼感の与えかた、見事だと思いません?2012/04/28

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