出版社内容情報
六畳間でなまはげの扮装のまま発見された死体は、いったい誰なのか? 事件の手がかりをつかむため、十津川警部は秋田へ向かう!
内容説明
都内商店街の小さな焼鳥屋の二階。なまはげの扮装で本来の住人とは別の男が死体で見つかった。さらに捜査のさなか、なまはげの鬼面をかぶせられた第二の殺しが起こる。そして事件の手がかりを求めて秋田県・男鹿半島へ向かった十津川警部たちの前に現れた、ミステリアスな被害者の娘。錯綜する謎を、警部は解き明かせるか。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざして多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に長谷川伸賞を受けている。著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
28
「明日、男鹿半島に行ってみようじゃないか」…きたーっ。十津川警部のみようじゃないか話法。叔父があまりにも甥を否定するからあれ?もしかして~と思いながら読み進めた。いろいろな人に聞き込みをしたり忙しそう。角館に野の庵に似た名前の蕎麦屋さんがあるからここを取材したのかなぁなんて想像しながら読んだ。今回は展開が早くて楽しめた。2024/07/24
クリンクリン
2
相変わらずサクサク読めてあっという間に読了。西村京太郎だなぁって感じ。新しさも何もないけど、その変わらないとこがいいのかもしれない。読後感の満足度は高くないけど、サクッと読めちゃうから手に取っちゃうんだよな。また多分手に取って読むんだろうなって思う(^_^;)2013/10/20
さりゅ
1
出張帰りの新幹線で読みました。内容は物足りなくて、都合が良すぎる話ですが、何も考えずに読むには最適ですね。2013/08/25
うにっこ
1
うーん。テレビのサスペンスで見るのはいいのかもしれないけど、文章として読むのには物足りないし盛り上がりにかける。どんでん返しや ハラハラ感もない。2012/06/29
ナオミ
0
なんだか西村京太郎にハマりつつ。 この作品も、なかなかスピード感があり、面白かった。 犯人も、経緯もハッキリしつつ、なかなか逮捕にありつけないもどかしさも、ページを進めた。2016/09/23
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