文春文庫<br> 老兵の消燈ラッパ

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文春文庫
老兵の消燈ラッパ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167450212
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

高校生の孫娘に虚勢をはり、「男の涙」を考え、食べ物の賞味期限を笑い、今どきの婚活事情を分析する。爽快愉快おなじみエッセイ

86歳、気合を入れつつ生きている!

高校生の孫娘に虚勢をはり、「男の涙」を考え、食べ物の賞味期限を笑い、今どきの婚活事情を分析する。爽快愉快おなじみエッセイ

内容説明

「私はよく怒るうるさい奴として知られているらしいが、そういう形の『人間好き』もいるのだ。わかりにくいかもしれないが」―さすがの暴れ猪も86歳、血圧が200を超える日もあれば息が掠れる日もある。心身ともにヘトヘトなのに、人と接すれば元気が出てくるのはもはや性、というよりも病気なのか!?お馴染み人気エッセイ。

目次

思い出の浸り方
老兵の涙
うぬッ!
ヤバン人の教育論
男泣き
「古き良き時代」とは?
ベストセラーの謎
イチャモン時代へのイチャモン
八十五歳の感懐
残りの気力
私の元日
風船言葉
我が血脈
孫とのつき合い方
裸男今昔
悲劇か、喜劇か
ロバちゃん山羊ちゃんのお話
さくらと私
人間のいる町
元気で死にます

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

choike-voike

4
こうして文庫化されたエッセイを読めるだけでうれしい。昔のエッセイネタに触れる部分がいくつかあって、どれも「うわぁ懐かしい」と、読んだ当時を振り返ったり吹き出したり。もう90歳に手が届くお年だけど、文章が元気で曇りがないのだ。一日でも長くご健在でいていただきたいと願っている。2013/10/04

ゆう*

3
「九十歳。何がめでたい」を、チラっと、読んで面白かったので、手に取ったエッセイ。戦時中のお話も、あったり。色々なことに、怒ったり、呆れたりしている。納得な話が多く、面白いけれど、ちょっと疲れてしまったり。2017/03/13

まる

1
御年八十うん歳の方だが、読んでいると母の話とだぶったり、自分の心境とだぶったりする。とりあえず、まだまだお元気でいて欲しい。2012/12/06

アキ

0
8割方ジェネレーションギャップの話で、ありきたりといえばありきたり。それでも、大正生まれの人の言葉は貴重だと思う。2017/04/24

ナウラガー_2012

0
が降伏した時は、千島列島、南樺太をソ連に与えるという条件を丸のみにした。ソ連は、1945.8.9に日ソ中立条約(不可侵同盟)まで結んでいたが6日後に同盟を破って対日参戦をしかけた。ルーズベルトの大失策の原因は、前年1944年心臓病と高血圧で手が慄え、会議中に何度も眩暈を起こす状態で、体力、気力、判断力を失っており、ヤルタ会談の二か月後に心臓病で亡くなった/樹木活性化方法(福楽善康):硬くなった土を柔らかくして空気や水を通り易くし、水や養分を吸収させて樹木が本来持っている治癒力を高める方法2023/09/22

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