出版社内容情報
高校生の孫娘に虚勢をはり、「男の涙」を考え、食べ物の賞味期限を笑い、今どきの婚活事情を分析する。爽快愉快おなじみエッセイ
86歳、気合を入れつつ生きている!
高校生の孫娘に虚勢をはり、「男の涙」を考え、食べ物の賞味期限を笑い、今どきの婚活事情を分析する。爽快愉快おなじみエッセイ
内容説明
「私はよく怒るうるさい奴として知られているらしいが、そういう形の『人間好き』もいるのだ。わかりにくいかもしれないが」―さすがの暴れ猪も86歳、血圧が200を超える日もあれば息が掠れる日もある。心身ともにヘトヘトなのに、人と接すれば元気が出てくるのはもはや性、というよりも病気なのか!?お馴染み人気エッセイ。
目次
思い出の浸り方
老兵の涙
うぬッ!
ヤバン人の教育論
男泣き
「古き良き時代」とは?
ベストセラーの謎
イチャモン時代へのイチャモン
八十五歳の感懐
残りの気力
私の元日
風船言葉
我が血脈
孫とのつき合い方
裸男今昔
悲劇か、喜劇か
ロバちゃん山羊ちゃんのお話
さくらと私
人間のいる町
元気で死にます
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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