内容説明
「カマキリが高いところに産卵すると大雪」との言い伝えをていねいに観察・実証した表題作ほか、小学校の図書室で出会った子ども向けノンフィクションの思い出、秘境ブータンでの豊かな時間など、2005年に発表された味わい深いエッセイ60篇を収録。プロ、アマを問わない執筆者の多彩さも魅力の、心に響くベスト・エッセイ集。
目次
母のビンタ(女性ローマ法王伝説(倉田保雄)
カンヅメ今昔(渡辺淳一) ほか)
麻雀救国論(目白台アパートの円地さん(瀬戸内寂聴)
書く・書く・書く(矢吹清人) ほか)
シャラポワの活用(女人国への旅(水木楊)
鉄道乗り歩きの極意(ゆたかはじめ) ほか)
カマキリの雪予想(いとしのクレメンタイン(帯津良一)
南アフリカ紀行(糸見偲) ほか)



