文春文庫<br> 名手名言

文春文庫
名手名言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167424039
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人に一家言あり。幇間、木のぼり、毛筆づくり等々、知られざる職人の芸の話、そして文楽、ナベサダ、淀長ら著名人達のちょっといい話

内容説明

人に一家言あり。「すべて、ひかえめにやることです」が、幇間の芸を極めた桜川忠七の口ぐせだった。名人、名手といわれる人の言葉にはまた格別の味がある。NHKで“話芸”を磨いた著者による各界の有名無名を問わず、至芸の人たちの、人柄にじむちょっといい話。第38回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

目次

稽古は花鳥風月に在り
ひっぱったりひっぱられたり
木は賢い
歌舞伎は黒蜜豆みたいなもんだ
絵にならん顔は生まれつきや
すべて、ひかえめにやることです
甘党には特級酒でも喜ばれないでしょ
とざしつつねむることあり
最も大切なのは平常心
どの子も育つ親しだい
本当に清元が好きなんだ
芸人は線香花火になるな〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メデスキ

0
一昔前のエッセイ。エッセイは人によって何を求めるか分れるが、大別すると「(著者独特の)感性/視点」と「(雑学的)知識」だと思う。個人的には後者で、本作は関わった著名人たちのエピソードだったので好み。だが、幅広い人脈っぽそうで、さして幅は広くないのが残念。

gitta

0
著者の得意分野である歌舞伎もそうだが、黒柳徹子のあたりも面白かった。2012/09/30

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