内容説明
政治も経済も転換期の今、生き抜く為には人を動かす“したたか”なメッセージ戦略が必要だ。リーダーに必要なチカラは何か。それは人の意識を囲い込み、共感を促し、行動を誘う、という「人を動かす」ためのメッセージ発信、さらにはコミュニケーション戦略にある。人を動かす名人―小泉純一郎、孫正義そして織田信長という破壊者達を通して、不確かな現代社会を生き抜くためのリーダーのチカラを探る。
目次
第1章 席入り―空気を読む(破壊者たちの茶席;信長の才智、その本質とは;非日常への誘い;破壊する覚悟;破壊者が胸に秘める鴻鵠の志;侘び数寄の茶;雑念を払う冷水の感触)
第2章 初座―空気をつくる(茶室という密室空間へ;「茶の湯」が参加者の心を操作する;作法の実践で心は信長の時代へ)
第3章 後座―空気を形にする(今日この席の意味を語る;信長時代を物語る古式の作法;信長直筆の掛軸が“登場”;信長の新しさ;比叡山焼き討ちは経済戦争であった;「アメリカを舐めるなよ!」と怒鳴った本田宗一郎;郵政解散は「公憤」だった;信長の覚悟を認めた千利休の美意識)
著者等紹介
田中愼一[タナカシンイチ]
フライシュマン・ヒラード・ジャパン代表取締役社長。1978年、本田技研工業入社。83年より米国での政府議会・マスコミ対策を担当。94年、セガ・エンタープライゼスの海外事業展開を担当。97年より現職。戦略コミュニケーションコンサルティングの第一人者
山田長光[ヤマダナガミツ]
緊張と解放、伝統と現代などの対立項を融合させる室町時代のコンセプト「侘び数寄」を元に、感覚を研ぎ澄まさせる精神的エンタテイメント侘び数寄道を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なるみ(旧Narumi)
らららー
tk
kojisec.
Ichiro Hashimoto
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- 和書
- あ、アイデア「ハッケン」