アスキー新書<br> 破壊者の流儀―不確かな社会を生き抜く“したたかさ”を学ぶ

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アスキー新書
破壊者の流儀―不確かな社会を生き抜く“したたかさ”を学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784048683081
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1236

内容説明

政治も経済も転換期の今、生き抜く為には人を動かす“したたか”なメッセージ戦略が必要だ。リーダーに必要なチカラは何か。それは人の意識を囲い込み、共感を促し、行動を誘う、という「人を動かす」ためのメッセージ発信、さらにはコミュニケーション戦略にある。人を動かす名人―小泉純一郎、孫正義そして織田信長という破壊者達を通して、不確かな現代社会を生き抜くためのリーダーのチカラを探る。

目次

第1章 席入り―空気を読む(破壊者たちの茶席;信長の才智、その本質とは;非日常への誘い;破壊する覚悟;破壊者が胸に秘める鴻鵠の志;侘び数寄の茶;雑念を払う冷水の感触)
第2章 初座―空気をつくる(茶室という密室空間へ;「茶の湯」が参加者の心を操作する;作法の実践で心は信長の時代へ)
第3章 後座―空気を形にする(今日この席の意味を語る;信長時代を物語る古式の作法;信長直筆の掛軸が“登場”;信長の新しさ;比叡山焼き討ちは経済戦争であった;「アメリカを舐めるなよ!」と怒鳴った本田宗一郎;郵政解散は「公憤」だった;信長の覚悟を認めた千利休の美意識)

著者等紹介

田中愼一[タナカシンイチ]
フライシュマン・ヒラード・ジャパン代表取締役社長。1978年、本田技研工業入社。83年より米国での政府議会・マスコミ対策を担当。94年、セガ・エンタープライゼスの海外事業展開を担当。97年より現職。戦略コミュニケーションコンサルティングの第一人者

山田長光[ヤマダナガミツ]
緊張と解放、伝統と現代などの対立項を融合させる室町時代のコンセプト「侘び数寄」を元に、感覚を研ぎ澄まさせる精神的エンタテイメント侘び数寄道を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

28
新しい職場の上司が、本を非常によく読まれる方で、読書レビューを社内SNSによくあげているので、私もまずは一冊チャレンジしてみました。…が、あえなく撃沈。難しかったー(´・ω・`)。理解できたのは『メッセージとは何か』という章で、メッセージとは「様々な情報によって伝わる」「相手に伝わって初めて意味をなす」「相手の文脈によって、伝わり方が異なる」についてはやっと何とか理解できました。はー、難しかった(*_*)。2019/07/10

らららー

1
織田信長、本田宗一郎が実際に行った「人を動かす」事例が非常にわかりやすく、実践的だと思いました。なかなか面白い本です。2023/02/04

tk

1
リーダーが必要なコミュニケーション方法を学ぶことが出来る。 内容は他の本にも書かれている内容をまとめた感じ。 納得感は高いし、なるほどとも思う。知識の再整理には良い。 ただ、文章構成力で少し難があり、もう少し端的に構造的にまとめてくれると読みながら理解しやすい。2016/01/30

kojisec.

1
「破壊者こそ空気を読む」という逆説的な発想に頷いたが、信長が空気を読むのが上手いという話、本当にそうかしらんという気がする。信長像については新潮文庫から出ている秋山駿の『信長』も読んで深めようと思う。2010/04/03

Ichiro Hashimoto

0
学校の課題図書を遅まきながら読了。コミュニケーションとは。そして戦略コミュニケーションとは。ガツンと手応えのある一冊です。2014/09/03

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