出版社内容情報
幕末の英傑・坂本龍馬のすべてを第一人者が最新研究をもふまえて紹介・解説した、龍馬ファンには欠かせない一冊。写真も多数収録
内容説明
坂本龍馬―かれは今なおかぎりない夢を人々に与え続けている。幕末の激動期に彗星の如く現われ一介の浪人でありながら、自由で雄大な構想力と卓抜した行動力で維新へむけて多大の功績を残し、その成果を見ないまま忽然と世を去っていった。この魅力つきない風雲児のすべてを第一人者が書き下ろした決定版。写真を多数収録。
目次
第１章 龍馬の生い立ち
第２章 龍馬の青春
第３章 勝海舟との出会い
第４章 日本の洗濯
第５章 コンパニー亀山社中
第６章 世界の海援隊
第７章 大政奉還前後
第８章 龍馬暗殺
第１０章 その後の話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えぬ氏もわるよのぉ
3
龍馬の生涯を、史料に基づいた百のエピソードで綴る。これまで龍馬の本は何冊も読んできたが、初めて知る話もあった。３０年前の本だから、こんにちでは異説新説の出てるエピソードもあるが、龍馬ファンとしては楽しく読めた。2020/11/12
つちのこ
2
文春文庫版。坂本龍馬の生涯を100話のエピソードと当時の写真で綴っている。龍馬の写真も多数掲載されているが、興味深いのは龍馬の妻であるお龍の写真。なで肩、面長でその美貌に驚きました。1991/09/20
よっちゃん
1
竜馬にまつわる話。司馬氏の竜馬がゆくに比べて読みにくい文体。漢文が途中に混じり。中学古典で止まっている私の学力では難しかった。そのために途中で諦めそうになったが頑張って最後まで読み終えることができた。自分なりに満足している。竜馬関連の本を読みたいと思っているのできっと再読する本になると思われる。薩摩の贋金づくりに興味がある。2016/12/26
