出版社内容情報
未曾有の大遠征、魚雷の使えない海面、荒れる洋上での燃料補給等難題山積。しかし密命を帯びた著者は遂に真珠湾への道を切り開く
内容説明
魚雷の使えない浅い港湾、給油不可能な荒れる航路…。開戦と同時に米太平洋艦隊の根拠地を叩くという真珠湾作戦は、はじめ誰もが不可能と考えた。ただひとり、連合艦隊司令長官・山本五十六を除いて…。山本の密命を帯びた著者は刻々と迫るタイム・リミットを前にいかにして不可能を可能としていったのか。驚愕の回想録。
目次
初めて企図を知る
日本海軍の戦略・戦術の変遷
作戦の主柱、大西瀧治郎中将
水雷戦術の権威、南雲忠一中将
憂国の名将、山本五十六元帥
機密保持と飛行機隊幹部の人選
初めて計画を知らせる
困難を排除したパイロットたち
パイロットの名リーダー
真珠湾進撃と決戦
ハワイ作戦の評価と教訓