出版社内容情報
憧れの東京に転勤志願したＯＬ九年目の著者を待っていたのはバラ色の都会生活ではなかった。文筆生活にかかわって退職を余儀なくされ敢然と生きる泣き笑い自叙伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もっぴー
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上坂冬子の自叙伝。安定してるけど単調でハリのないサラリーガール生活を抜け出し、不安定だけどスリルのある文筆業で身を立てる話。完全にシンデレラストーリーなのに最後まで堅実なところに、彼女の地に足ついたリアリストの側面が現れている。女に生まれたからと言って妥協しない、人生に対する強かさは憧れるなぁ。2014/11/15
