文春文庫<br> 賭博と国家と男と女

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文春文庫
賭博と国家と男と女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167270032
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0195

出版社内容情報

国家や階級を形成した原動力は"賭博"だった!君主は好色な方が器が大きい?遺伝子や行動学から人間行動の謎に迫った衝撃の書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみぃ

6
自然淘汰の単位は種でも集団でも個体でもなく遺伝子であり、遺伝子は自らの遺伝子をコピーし増やすためのふるまいをするという利己的遺伝子説に基づいて、竹内さんは人間の様々なふるまいを説明しようと試みる。民主制より君主制が理想という驚くような説や、人間の数の能力を進化させたのは賭博であるという説など、ときに凡庸な私の斜め上をゆく愉快な解法が披瀝され、挑発的にせまってくる。道徳だの、理想だの、理性だの、人間が無い知恵をしぼってがんばってる傍らで、遺伝子は何食わぬ顔してるかと思うと、腹が立つのを通り越して、笑える。2019/04/03

うりぼう

6
結局、どれも、どう生き残るかに全力を尽くす。ロマンもくそもあったもんじゃない。2001/01/05

おとしん

4
発行から18年たって、今だ興味深い視点を読者に与えてくれる。チャウチェスクの話、理研の話。楽しめました。2010/08/17

hachiro86

4
利己的遺伝子説と国家と賭博をつなげる圧倒の語り口2009/07/29

3
賭博と国家の結びつきが以外に古くからあったのですね。 イギリスの強さも意外なところに有るのが面白いです。2017/06/16

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