出版社内容情報
森 時彦[モリ トキヒコ]
著・文・その他
内容説明
小売業に勤める新任係長・南里マリコは、インターネット上のビジネススクールの課題で自社の店舗活性化に取り組むことに。授業で習ったファシリテーションを駆使してワークショップを進めるうちに、店員たちの意識と行動が変わりはじめる―。物語を楽しみながらファシリテーションのスキルと心得がやさしく学べる決定版!
目次
1 南里マリコの挑戦
2 事業承継
3 はじめてのワークショップ
4 再チャレンジ
5 社長解任動議
6 ソフトスキルを身につけよ
7 働き方が変わる!
8 戦略を実行につなぐもの
解説 「知的生産の技術」としてのファシリテーション
著者等紹介
森時彦[モリトキヒコ]
株式会社チェンジ・マネジメント・コンサルティング代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学客員教授、日本工業大学大学院客員教授、NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー。大阪生まれ。大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士、MBA。神戸製鋼所を経てGEに入社し、日本GE役員などの要職を務める。その後、半導体検査装置大手のテラダイン日本法人代表取締役、投資アドバイザー会社のリバーサイド・パートナーズ代表パートナーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
24
小売業に勤める新任係長・南里マリコを主人公に、ストーリーに沿ってファシリテーションの基本スキルを学べるファシリ入門書的な一冊。ストーリー仕立ての作品なので、読みやすく、内容は非常にわかりやすい。主人公が初めて体験するワークショップのファシリテーションなどを通して、低迷店舗を立て直していく過程をなぞっていく形なので、ファシリ初心者にもおすすめの作品。2018/08/26
はるー
14
突然上司に読んでみて、と渡された(笑)私にファシリテーターとして育てということ?で、あれば学ぶ機会を会社のお金でお願いします(笑)内容としては、上司が話し合いの時に取り入れてる方法が書かれていて、なるほど!これがファシリテーションか、と納得する箇所も多々あり。とにかく読みやすい物語になっているので、頭にも入って来やすかった。これを実行するところまで持っていくにはどうしたら良いのか?まずはそこかな。2018/05/25
いざなぎのみこと
6
元気のない職場をいかにして活気づけるかをストーリー仕立てで紹介していくビジネス書。このように上手くいけばいいんですけど、コロナ禍の今は現実的には難しいかもしれません。それでも組織人として、悩み、もがき苦しんでいて、明日を変えたい人がいたらぜひ読んでほしい一冊です。2021/09/28
miyatatsu
6
ファシリテーターの役割を物語形式にして紹介している。なぜ小説の形式を取ったのかわかりませんが、正直読みづらかったです。2018/04/15
GX
3
仕事でファシリテーター的な事をする事が多いので、共感するところがたくさんありました。折角、人を集め、時間をとっても、大した成果が出ないと、泣きたくなりますよね。ファシリテーターについて学ぶ、実践する事で、本人とワークショップの参加者が変わっていくこと、そのことこそが、競争力の源泉であるようなきがします。 2018/09/25