実業之日本社文庫<br> 処女刑事 - 歌舞伎町淫脈

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実業之日本社文庫
処女刑事 - 歌舞伎町淫脈

  • 著者名:沢里裕二
  • 価格 ¥521(本体¥474)
  • 実業之日本社(2015/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408552071

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内容説明

巨悪の影に淫脈あり。処女喪失の危機! 東京五輪を控え、都庁と警視庁は「日本の恥」である新宿歌舞伎町の性風俗浄化を計画。新宿七分署に「性活安全課」を新設した。美人キャリアの真木洋子を筆頭に、マル暴出身のベテラン刑事、万引き担当で身体検査を得意とする女性警官、IT専門担当官、本庁公安部外事課出身のスーパーエリート、道路案内に詳しく交番勤務が長かった体育会系、丸の内のOLっぽい庶務課の女子など、7人の精鋭!?が集結。女性刑事たちは「業務挿入」もいとわずピンサロ潜入捜査に乗り出すが、裏風俗を取り仕切る巨悪の影には……。団鬼六賞作家が贈るハードボイルド・エロスの決定版。エンターテインメント警察官能小説が誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

220
ふざけて書いた論文をきっかけに新宿に作られた「性活安全課」の陣頭指揮を執ることになったキャリア組の女警察課長チームが、歌舞伎町の風俗を利用して政治の世界で繰り広げられる淫謀を阻止するおバカ官能小説。ぶっ飛びすぎた話は笑えるが、基本的には本格派のガチンコのエロ小説なのであまり女性にはお勧めできない。けっこうな人気になったようで続編も出てる。おもしろいけど、やはりエロが多すぎるので続編まで読もうとは思わないかな。2018/05/26

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

56
先日、読友さんからこの沢里裕二の『淫爆』を教わり読んだ。快作であった。他シリーズも知りたく思い、こちらも読んでみた。主人公は新しくできた性活安全課の課長・真木洋子。明らかに真木よう子から取った名前だが、安全課の刑事達も松重豊幸、小栗順平、新垣唯子、相川将太である(笑)。最初はコメディタッチだが、カバーの紹介文にある様に割と真剣な「ハード・ボイルド・エロス」になってゆく。『淫爆』に比べると笑いは少ないが、話の展開はよく似ている。量産エンタメは大概そういうものだろう。個人的好みでは真木洋子より藤倉克巳が好き。2017/12/17

カメ吉

53
アレッ?何か想像してたのと違う作品でした。全体的にはよくある刑事モノではあったんですが…。処々というか至る処にエロ過ぎな描写だらけで官能小説といった方が適切な内容でした。読んでくうちに主人公はじめ主要キャラには情もわきましたが読後感は良くない。 転勤予定の同僚からもらった本ですが4冊セットでシリーズ物らしい。この後あと3冊、読もうか迷ってしまう微妙さです。エロさはあっても良いけどちょっと露骨過ぎかなと感じました。次に読む本が手元にない時に読もうかな?です!2021/11/09

ずっきん

32
『極道刑事』に続けて沢里さん二作目♪こちらは看板どおりにエロ>>警察小説だったけど、めちゃくちゃ面白い!エロくて、くだらなくて、バカバカしくて最高!唐突に突っ込まれるギャグセンスがすごいよ。『業務○○』『○○殉職』に爆笑w 風俗店名のセンスが素晴らしすぎて腹痛いw あらゆる意味で電車で読めない。 も、こーゆーの大好きだ♪ さすがこのジャンルで7万部とか6?8?刷とかは伊達じゃないなー。作者の推理作家協会の挨拶文まで読んじゃいました。皆さんのレビューを信じて大正解の大発掘もの。感謝!次はどれにしよう♪2018/01/05

インド

31
警察要素とエロ要素足して等分した比重の物語。本格的な警察ハードボイルドでもなく、軽く読める。反面内容が30ページに1回はエロ要素が出てくるので、確かに帯通りぶっ飛んだ物語だ(笑)。以上。(ボキャ貧)2018/01/14

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