文春文庫<br> 闇の通い路

文春文庫
闇の通い路

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167200381
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

築地の破れめから往きあう隣家の人妻との密通が幕府をゆるがす事件に。平安末期から鎌倉期の人間模様をいきいきと描く魅力の八篇

内容説明

名国司の評判も高い藤原貞成の姫が誘拐され、侍女のあゆちが身代わりに。あゆちはかつて賊に殺された貞成の部下の遺児であったが。築地の破れめから往きあう隣家の人妻との密通が、鎌倉幕府を揺るがす大騒動に発展する。平安末期から鎌倉期の「史実」に隠された意外な顛末をいきいきと描きだす八篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

109
どことなく雅やかでシニカルな人情の機微。平安末期から鎌倉時代にかけて描かれた8つの短編集。少しばかり地味な印象ですが、永井さんの柔らかで艶やかな筆致が描く名もなき御家人や下僕、そしてその想い人の心情哀情にはなかなか心惹かれるものがあります。その歴史の裏側をそうみるのかぁなんてあらためて敬服したり。お気に入りは『雨の香り』。許されぬ恋だったか。2019/06/27

F・Ferdinand

2
平安・鎌倉時代の歴史小説集。「その眼」「雨の香り」「猪に乗った男」「重忠初陣」など運命の転変する一瞬を描いた作品、「闇の通い路」「宝治の乱残葉」など歴史上の事件を別角度から照射したミステリ風の作品など、8篇の短編をつうじて、鎌倉幕府草創期の時代の流れが浮かび上がってくる。一見、どの作品もさらりと書かれているように見える。けれど、史料に対する無理のない解釈や、登場する虚構の人物と史実・史的人物が齟齬をきたさず融合しているあたり、歴史小説家としての永井路子の力量を感じられる粒ぞろいの作品集になっている。2015/06/14

よっ!

0
短編集。なんとなくぼーっと読むにはふさわしい。★★★☆☆2012/01/17

Manami

0
永井路子氏の寿桂尼の小説が良かったのと、知人が永井路子好きとのことで、ほかのものも図書館で手に取ってみたのだが。短編集だった。2話読んで挫折。歴史小説を期待したのだが、歴史ものとはいえ実在の人物をベースにしていない時代小説だったので難しかった。パラパラめくって歴史小説か時代小説か判別できるといいのだが。2019/09/14

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