文春文庫<br> 甘味辛味―業界紙時代の藤沢周平

電子版価格
¥597
  • 電書あり

文春文庫
甘味辛味―業界紙時代の藤沢周平

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167192556
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

没後15年を経て尚多くの読者を魅了する藤沢周平が、業界新聞記者時代に綴ったコラムを精選。当時の同僚が語るエピソードも満載。

内容説明

作家になる前いくつかの業界紙で働き、中でも「日本加工食品新聞」では十年ものあいだ編集長を務めた藤沢周平。この新聞の常設コラム「甘味辛味」に書いた膨大な記事から、藤沢らしい正義感や反骨心、優しさとユーモアが感じられる七十篇を収録した。当時の同僚、仲間を取材した徳永文一氏による評伝も合わせたファン必読の一冊。

目次

1 専門記者の目
2 世相つれづれ
3 経営を考える
4 時代を切る
5 生活者として
6 商いの心
7 人間考
8 故郷を思う
9 作家として

著者等紹介

藤沢周平[フジサワシュウヘイ]
昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒。48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞。主要な作品として「白き瓶―小説長塚節」(吉川英治文学賞)など多数。平成元年、菊池寛賞受賞、6年に朝日賞、同年東京都文化賞受賞、7年、紫綬褒章受章。9年1月逝去

徳永文一[トクナガフミカズ]
昭和26(1951)年、長野県生まれ。文筆家。東京教育大学文学部卒業後、読売新聞社入社。社会部記者、論説委員を経て退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

36
業界新聞時代に藤沢周平が書いたコラムの数々とその時代の評伝。面白く読んだ。2024/02/01

剛腕伝説

15
海坂藩城下町 第7回読書の集い「冬」 藤沢周平が食肉業界新聞・編集長時代に書いた新聞のコラム集。 色んな顔が見えてくる。 学生時代は硬派で流行歌や女の話に熱中している連中を軽蔑し、野球やテニスをやる者さえ軽蔑していたとの事。後年の藤沢周平からは想像もできない一面であった。 また、直木賞受賞時の体重は48kgだったとか。痩せ形なのは分かっていたが、そこまで痩せていたとは驚き。文章の端々に、鬱屈した精神が垣間見得るのは、この頃から既にあったのだと感慨深い。 2022/01/24

yokmin

6
徳永文一の「業界紙時代の藤沢周平」が興味深い。藤沢さんの温かくて、誠実な性格が浮き彫りにされている。2013/05/21

キムチ27

4
ハム等の食品加工業界新聞の編集長としての活躍ぶりを追った内容。前半はその仕事としての常設コラムが掲載されており、よくもまぁ「淡々と日常を描きつつ、ハムなどの話題を絡ませて行っている」継続の力に感心する。 後半はその業界での栄枯盛衰を藤沢氏亡き後のエピソードを混ぜて綴っている。 昭和40年代のバブルからそれがはじけるまでの世界も描かれていて面白い。 奥さまが亡くなって再婚するまでの苦労もちょっぴり含まれているし・・。 表紙の写真・・何やら佐田啓二みたいで素敵。2013/02/22

kiho

2
食品加工業界新聞に執筆されていたコラムが新鮮…限られた字数の中に、藤沢さんの人柄と視点、当時売り出し中のハムの状況までが伺える貴重な文章。作家を目指す心意気を持ちながら、日常の生活を真摯に送った様子や周りの方たちとのつながりなど興味深い中身でした☆甘味辛味…この響きもいい。2013/06/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5592261
  • ご注意事項