文春文庫<br> 午後の恋人 〈上〉

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文春文庫
午後の恋人 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 461p
  • 商品コード 9784167168247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夫の愛人に子供が出来たため離婚した明子は四十にして歩き始めた第二の人生がこれ程華やいだものになるとは思いもよらなかった。たちまち三人の男に言い寄られて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

81
ある日、突然の夫の申し出。子供ができたから別れてほしい…。ここから主人公明子の人生が慌ただしく動き始める。上品で慎ましやかな日本女性の鏡とも言えそうな妻。この妻の良さに気づかなかったなんて…なんて間抜けな。こんな素敵な人を放っておく殿方がいるわけがない。遅れてきた春のようにモテキに入る。夫と求婚者たちを交えたドタバタとも言えないが、結婚とは、妻も夫も心に目隠しをして愛というのが見えなくなるんだな…。同性としては、ちょっと八方美人過ぎとも考えてしまうけど…下巻でその答えが出るだろう。2013/10/11

チェス

4
時代を感じさせるけど、なかなか面白い。夢中で読んでしまった。続きを。古本。2019/06/11

2
さすが平岩弓枝の作品は品があり、読んでいるあいだ上品な生活に読み手もどっぷり。最初明子のもてぶりは小説だからかなとおもったけど、読んでいるうちに、自分も明子のファンに。彼女の人柄がなんともよい。フランス料理にキンとひえた白ワイン。あー、素敵!2011/10/21

真希子

0
離婚を言い渡された夫に付きまとわれ、若い弁護士からは勝手に彼女扱いされ… 羨ましいようで、こんなに理不尽で腹立たしく思うことはない。自分の意としないところで違う風に話が進んでいくのはもどかしく、苛々する。 人はどうして他人を自分の思うように動かそうとするのか。その結果動いた相手を見て幸せだと思うのだろうか。 後編の展開が楽しみ。2016/06/10

miyamo

0
2003.10.12(上下)

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