出版社内容情報
終戦間もない混乱のさなか日本再興の基礎として着手された憲法改正作業。総司令部と日本政府との改憲をめぐる虚々実々駆引きと暗闘、昭和史を劃すドラマの全貌
内容説明
天皇・国体・戦後新憲法成立秘録。GHQと日本政府の暗闘!昭和史を画すドラマの全貌。
目次
近衛文麿とマッカーサー
占領にゆらぐ天皇制
憲法改正の主導権
国体護持をめぐって
裏切られた近衛文麿
踏みつぶされた近衛案
自決した“運命の人”
「人間宣言」前後
改正急ぐマッカーサー
スクープされた試案の波紋
皇位と軍備のゆくえ
爆音の下の「戦争放棄」
白洲次郎の抵抗
マッカーサー草案の衝撃
かくて日本国憲法は誕生した