ブリッツスケーリング

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ブリッツスケーリング

  • ISBN:9784822288594

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内容説明

ブリッツスケーリングとは、総力を挙げて成長に集中する電撃戦。
成長しながらチームや企業を運営するための戦略と技術のセットが、ブリッツスケーリングだ。
先が読めない環境で成長するには、効率なんて考えるより、とにかくスピードが重要だ。これまでは「リスクがありすぎる」「常識外れ」と言われるような方法も、必要なら採用する。ブリッツスケーリングという武器を手にした者だけが、不確実性の困難を切り抜け、圧倒的に成長して世界と未来を変えられる。

本書は、リンクトイン創業者でありシリコンバレーで若手起業家に「ヨーダ」のように慕われるリード・ホフマンが、スタンフォード大学で教えたブリッツスケーリング講座をもとにしている。

◆ビル・ゲイツ、エアビーアンドビーCEOも大絶賛!
「スタートアップがみんな待ち望んでいた本」―ブライアン・チェスキー エアビーアンドビー創業者兼CEO

「驚異的な急成長を成し遂げた企業の事例と手法を解説しており、その重要性はいくら強調しても足りない」―ビル・ゲイツ

◆場合によっては、直感とビジネスの常識に反することをせよ

世界がネットでつながり、新しいテクノロジーが次々生まれる現在では、ライバルよりも先を行けば、時に莫大な先行者利益となって返ってくる。そこで大きな成果を出す組織は、スピードのために、時には直感と常識に反することもしなくてはならない。
スケールしないことをする、恥ずかしい製品を出す、炎上を放置する――。当然大きな混乱でチームは苦難に直面するが、それを乗り越えて圧倒的な成果を出す武器、それがブリッツスケーリングだ。

目次

序文 ビル・ゲイツ
イントロダクション
第1章 ブリッツスケーリングとは何か?
第2章 ビジネスモデルのイノベーション
第3章 戦略とイノベーション
第4章 マネジメントのイノベーション
第5章 さまざまな分野のブリッツスケーリング
第6章 責任を伴うブリッツスケーリング
最後に
謝辞
訳者あとがき
付録A 情報開示
付録B ブリッツスケーラー一覧
付録C CS183C クラスの小論文

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

58
結果論で語るのは明快も、目の前で取り組むジレンマ。3つの基本が明示。NW効果とメンタリティ効果。Linkedinなどの対比に驚きはないが差別化が明確。失敗事例のTwitterの現状が如実に”繰り返し”、変化し続けることを明示。キャッチ―で逆説的な「9つの法則」は本質であり、上述”ジレンマ”でもある。字面で鵜のみはNG。故に、「責任とスピードのバランス」の件は、当然であり胆力が試される感。腹落ちしなかったのは『オバマ・キャンペーン』。そもそも短期決戦なのだから、リスクは他の事例とは比較にならない気がする。2020/03/30

まゆまゆ

12
先の見通せない環境に対応するためには効率よりもスピードが優先されることを、インターネット関連の世界的企業であるAirbnbやamazonの成功例をもとに紹介していく内容。著者はLinkedInの共同創業者。明確な目的意識を持ちタフな判断を下してきた数々の起業家の事例は読み物としても面白い。2020/06/11

u_dapon

5
具体例が多くてストーリーが熱いので読み物として純粋に面白い。特にAirbnbの競合、Facebookのモバイル化、テンセントのWeChat、ウーバーの市場規模のシーンが面白かった。安定よりもスピード、カスタマーサポートよりもスピード、利益よりもスピードと、想像を遥か超えてスピードを重視していてビビる。スピードが大事とは格言としてよく耳にするが、ここまでの徹底ぶりとは驚いた。2020/05/15

nob

4
ブリッツスケーリング=リスク度外視で一気に規模拡大すること。ドイツ軍の電撃戦よろしく、スピードで振り切る。一旦大差がついてしまえばライバルは何もできない。そのためには、安定堅実路線に基づく従来のマネジメントの考えは通用しない。収益モデル?そんなのは後でいい。製品の完成度が低い?リリースしてしまえば早い段階でフィードバックを得られる。電撃戦が有効なのはスタートアップに限った話ではない。ボーっと生きているといつの間にか置いてかれかねない。2023/05/21

人生ゴルディアス

4
面白かった。一年で規模が10倍になるような現代的ITベンチャーの組織論。言ってることはこれまでの企業組織論、経営論とあまり変わらないのだろうけど、時間軸が異常に短いので、手法も極端になるところがみそで、内部育成とか言ってられないし、3年経てば文字通り別の会社になっているので脱落する人々への対処や新規の人材にどう対処するかなど、面白い話がつまっている。シリコンバレーの優位に、様々な成長レイヤーを経験したあらゆる種類の幹部候補がたくさんいる、とかの指摘もこの話に沿って言われるとなるほどなと納得できます。2021/09/05

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