出版社内容情報
漱石の「我輩は猫である」から八十年、昭和の女流作家の飼猫が「ボクは猫よ」と登場。明治の偉大な猫にたいして、こちらもおめず臆せず人間社会を痛烈痛快に批判する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめちゃん
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題名に引かれて図書館から借りて読みました。出版されてからだいぶ時間が経過してしまいましたが、猫の生態が良く描かれていたと感じました。 また猫の目を通した社会観察･人間ウォッチングも面白かったですね。 でも少し長すぎた感じで、終盤は読み飛ばしてしまいました。2012/05/24
きょうしろ
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日本人は『吾輩は猫である』が好きだなぁ。日本人はキリスト教（一神教）的価値観から大いに見習うところがあると思う。世界にも目を向けるべきだと思う。風刺とユーモアと物語の割合が、いまひとつかな、と。2012/05/21
gurisan
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★★★★☆ さらりと読めた中に、けっこう辛辣な言葉や鋭い観察眼、指摘があり、なかなかドッキリさせられます。よいぞ。2010/12/09
