内容説明
メルヴィル、ボードレール、プルースト、A・ブルトン、ヘミングウェイ、小林秀雄、西脇順三郎、三島由紀夫、中上健次―。海は作家たちの別世界への憧憬を受けとめ、ポエジーへと昇華してゆく。現代詩人が訪ね歩いた汀の文学エッセイ。
目次
1 モン・サン=ミッシェル
2 迷路と海 志賀直哉、エズラ・パウンド、飯島耕一
3 ふたつの大洋 メルヴィル、中上健次、源実朝
4 商船と病院船 レヴィ=ストロースと鮎川信夫
5 琉球弧をたどる 柳田國男、柳宗悦、島尾敏雄
6 尾道
補遺 海の作家・ヘミングウェイの青春
著者等紹介
岡本勝人[オカモトカツヒト]
1954年生まれ。詩人、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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