文春文庫<br> 手紙

個数:

文春文庫
手紙

  • ウェブストアに211冊在庫がございます。(2024年12月05日 05時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167110116
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

罪を償うとは、絆とは……。強盗殺人犯の兄を持った少年の姿を通し、犯罪加害者の家族を真正面から描いて感動の渦を巻き起こした問題作。強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

内容説明

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2003年、本書「手紙」が第129回直木賞候補となる。2006年、6度目の候補作である「容疑者Xの献身」で第134回直木賞受賞。同書は第6回本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝いた。幅広い作風で活躍し、圧倒的な人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

1432
兄の弟への想いが犯罪という結果になり、それ故に弟を苦しめることになる運命の皮肉。この身のよじれるようなどうしようもなさが読んでいて非常に辛い。家族からの手紙。本来ならば暖かい物なのに、直貴にとっては殺人者の兄剛志からの手紙は明るい未来を絶つ赤紙に他ならない。しかしまた手紙によって直貴は救われる。手紙と云う小道具で人の心を動かし、淀みなく物語に溶け込ませる。本当に東野氏はこういうやるせない物語を紡ぐのが上手い。今日もまたニュースで殺人事件が報道された。またもや直貴が生まれたようだ。そんな世に放つ警句の物語。2013/06/11

とも

865
殺人を犯し服役中の兄と、その兄を持つ弟の苦悩の物語。獄中から届く「手紙」が随所に散らされながら物語は展開していく。 兄の犯した罪の重さ、それにより受ける社会からの差別、冷遇を如何に受け止め生きていくか。引き込まれる様に読了。 ジョンレノンの「イマジン」が物語全体を包み込む秀逸な一冊でした。2015/10/20

抹茶モナカ

844
映画が面白かったので読みました。重たいテーマですが、良くも悪くも東野圭吾さんの文体でさらりと読めました。殺人事件加害者を兄に持つ青年の生きづらさ、兄との訣別を描く。兄が人を殺めたのも無計画なものなのだけれど、そんな事件加害者が家族にいれば、責任を持って社会と対峙しなければいけない。2013/03/02

どんちん

768
最後に向かうにつれ、ある程度先が見えてきたせいもあり、ぐっと盛り上がってくるものを抑えつつなんとか最後まで読みきった。こらえた分、鼻水が。。。社長の言葉は、作者の答えとのことだが、確かに単なる道徳の教科書では、話にならないが、あのような考えを言葉にできる人は、本当にわずかだろう。自分では思いもつかない言葉だ。よくできた、「話」としてしまうのは簡単であるが、非常に奥が深いテーマだと思う。最後に一言、由実子は本当によくできた女性だ。2012/11/06

mitei

704
本書は犯罪加害者の家族に焦点をあてたもの。直貴が何も悪いことをしていないのに世間から追い落とされる様子が読んでて嫌な感じだった。2011/10/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/581066
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。