文春文庫<br> 手紙

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文春文庫
手紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167110116
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

罪を償うとは、絆とは……。強盗殺人犯の兄を持った少年の姿を通し、犯罪加害者の家族を真正面から描いて感動の渦を巻き起こした問題作。強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く……。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

内容説明

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2003年、本書「手紙」が第129回直木賞候補となる。2006年、6度目の候補作である「容疑者Xの献身」で第134回直木賞受賞。同書は第6回本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」各第1位にも輝いた。幅広い作風で活躍し、圧倒的な人気を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

1400
兄の弟への想いが犯罪という結果になり、それ故に弟を苦しめることになる運命の皮肉。この身のよじれるようなどうしようもなさが読んでいて非常に辛い。家族からの手紙。本来ならば暖かい物なのに、直貴にとっては殺人者の兄剛志からの手紙は明るい未来を絶つ赤紙に他ならない。しかしまた手紙によって直貴は救われる。手紙と云う小道具で人の心を動かし、淀みなく物語に溶け込ませる。本当に東野氏はこういうやるせない物語を紡ぐのが上手い。今日もまたニュースで殺人事件が報道された。またもや直貴が生まれたようだ。そんな世に放つ警句の物語。2013/06/11

とも

856
殺人を犯し服役中の兄と、その兄を持つ弟の苦悩の物語。獄中から届く「手紙」が随所に散らされながら物語は展開していく。 兄の犯した罪の重さ、それにより受ける社会からの差別、冷遇を如何に受け止め生きていくか。引き込まれる様に読了。 ジョンレノンの「イマジン」が物語全体を包み込む秀逸な一冊でした。2015/10/20

抹茶モナカ

844
映画が面白かったので読みました。重たいテーマですが、良くも悪くも東野圭吾さんの文体でさらりと読めました。殺人事件加害者を兄に持つ青年の生きづらさ、兄との訣別を描く。兄が人を殺めたのも無計画なものなのだけれど、そんな事件加害者が家族にいれば、責任を持って社会と対峙しなければいけない。2013/03/02

どんちん

768
最後に向かうにつれ、ある程度先が見えてきたせいもあり、ぐっと盛り上がってくるものを抑えつつなんとか最後まで読みきった。こらえた分、鼻水が。。。社長の言葉は、作者の答えとのことだが、確かに単なる道徳の教科書では、話にならないが、あのような考えを言葉にできる人は、本当にわずかだろう。自分では思いもつかない言葉だ。よくできた、「話」としてしまうのは簡単であるが、非常に奥が深いテーマだと思う。最後に一言、由実子は本当によくできた女性だ。2012/11/06

mitei

703
本書は犯罪加害者の家族に焦点をあてたもの。直貴が何も悪いことをしていないのに世間から追い落とされる様子が読んでて嫌な感じだった。2011/10/09

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