出版社内容情報
日本五大疾病のひとつ「うつ」。大企業、自治体などを四十年あまり診てきた産業医が具体的なエピソード豊富に論じるメンタル防衛術。蓄積される疲労、変わりゆく労働環境――。「うつ」が日本の五大疾病のひとつである現在、本当に危険なのは、中高年社員のメンタルです。しかし、その対策はあまり進んでいないのが現状。特に注意が必要なのは、役職ストレス・子離れ・更年期の「トリプルショック」に襲われる40代後半から50代前半女性。そして、コミュニケーション力不足の定年男性です。
・「うつ状態」になりかけたら「3連休×2回」回復法を。
・ライフイベント表でストレスを自己採点
・職場から「雑談」と「雑用」が消えた
・女性のほうがストレスのセンサーが優れている?
・休息の要は「深い睡眠」
・愚痴をこぼすな、弱みは見せろ
・キャリア女性の「職場ロス」
・退職した勤め先の名刺を交換するな
など、四十年間、産業医を務め、日本産業ストレス学会理事長、日本産業精神保健学会会長などを歴任した精神科医が豊富な実例とともに指南する、心の健康を守るための働き方、休み方、そして定年後の過ごし方。
夏目 誠[ナツメ マコト]
著・文・その他
内容説明
蓄積される疲労、変わりゆく労働環境―。中高年のメンタルが悲鳴を上げている。四十年間、産業医を務め、日本の職場を知り尽くした精神科医が指南する、「うつ状態」にならないための働き方、休み方、定年後の過ごし方。
目次
第1章 ストレスを自己採点する
第2章 産業医の見た「働き方とストレス」
第3章 日本の会社が変わった
第4章 女性が日本の職場を救う
第5章 心と体の対策
第6章 対人関係は難しい
第7章 生活充実イベントを活用する
第8章 最大の危機「定年後」に備えよ
著者等紹介
夏目誠[ナツメマコト]
1946年愛知県生まれ。精神科専門医、大阪樟蔭女子大学名誉教授、日本産業ストレス学会元理事長。1971年、奈良県立医科大学卒業。大阪府こころの健康総合センター部長などを経て、現在、6社で精神科医・産業医を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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