出版社内容情報
被災した街の再建から財源の確保、内需拡大、さらには国土と経済の「強靭化」策まで。未曾有の国家的危機をどう乗り越えるべきか。
内容説明
札束で政治家を、天下りポストで役所を、寄付金で学界を、潤沢なPR費でマスコミを支配し「原発安全神話」をつくり上げてきた東京電力。元朝日新聞電力担当記者が、長年の取材を元に「驕りの帝国」の実像を描く。
目次
第1章 なぜ、福島に原発だったのか?
第2章 朝日が原発賛成に転向した日
第3章 木川田天皇と平岩外四侍従長
第4章 カネと政治と天下りと
第5章 “電力の鬼”がつくった会社
第6章 「東電帝国」崩壊の始まり
著者等紹介
志村嘉一郎[シムラカイチロウ]
1941年埼玉県秩父市生まれ。1964年東京大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。経済部記者として電力、石油、電機、航空、造船、運輸、商社、食品などの業界と財界、通産、運輸、農林、建設各省などを担当。2001年退社後、電力中央研究所研究顧問、帝京平成大学講師、帝京大学短期大学教授を経て2011年からフリーのジャーナリスト、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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