文春新書
霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」

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  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606351
  • NDC分類 331
  • Cコード C0231

内容説明

経済低迷の主因は財務省と日本銀行の経済オンチにある。小泉・竹中改革の知恵袋ゆえに霞が関を敵に回した元財務官僚が語る、新・日本経済入門(高校一年生~財務官僚・日銀マン向き)。

目次

第1章 「埋蔵金」とはなにか(埋蔵金の意外な名付け親;歌って踊れるエコノミスト ほか)
第2章 国のお金はどう動くのか―財政編(アメリカはエゴの国;B ほか)
第3章 国のお金はどう動くのか―金融編(日銀総裁は「誰を」より「何を」が大事;まず「目標」の明示を ほか)
第4章 公務員制度改革の闘い(公務員の権限が大きな日本;財務省にゴマをする「財政タカ派」 ほか)
第5章 国家を信じるな(本当に地方ができないことを国がやる;「国」「道州」「市町村」という三層構造 ほか)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。東洋大学教授。AFJ理事。金融庁顧問。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政経研究)。1980年大蔵省入省。理財局資金企画室長、米プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融機関一本化」「公務員制度改革」を実現。財務省が隠す「埋蔵金」を暴露した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

27
★★Audible。ながら聴きすぎて中身が入らず…。2018/06/07

まる@珈琲読書

8
★★★☆☆ ■安定の高橋洋一節。難しいことを簡単に説明してくれている。少し古い本ですが、ぶれないですね。そして、財務省をはじめとする官僚の皆さんも笑2023/09/22

ジョニーウォーカー

8
読友推薦本。経済には本当に疎いが、そんな自分にも比較的分かりやすかった。というか、ショッキングだった(日本の政治家って経済に関しては素人同然なんですね…)。読友の話によれば、著者は今年春にスーパー銭湯で30万円を置き引きして捕まるという事件を起こしているらしいが、コレ、国家権力にハメられたんじゃなかろうか? そう疑ってしまうほど、この国の財政や官僚のヤバさを明解に語ってくれている。2009/07/31

小鈴

6
大切なことがさらっと読めてよくわかるのでオススメ。ようは、財務省や日銀はプロでは無いってこと、もしくはプロではあっても組織の論理を優先すること。その失政の結果は国民というか自分に帰ってくること。しかも都合のよい情報しか流れてこないため、失政にも気付かず、増税されちゃうこと。一般/特別会計は連結すりゃいいわけで、一章読む限り自分で簡単に調べて把握できそう。上げ潮派の資産スリム化は賛成。但し、スリム化を公正に行わなければ、オリックスのように国民資産がいいように民間企業にたかられるので要注意。2009/06/10

Merkmal

3
上げ潮派という人たちが何を狙っているのか大体分かった。政治改革で論点になっている公務員改革や地方分権などいろいろなポイントが分かりやすく書かれている。ただあまり分かりやすい解釈というのは、いろいろ都合の悪いところは省かれている可能性があるので、その辺をもう少し検討してみたいと思う。2009/01/23

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