感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
8
著者は先代林家正藏を、明治生まれの唯物論者と称する。確かに、書生っぽくていいと共産党を支持する反面、女芸人との色恋等俗っぽいところもあり、矛盾をはらんだ魅力的な人物だった。木久扇が今も心酔するのも分かる。2019/06/17
あーさー
0
矢野誠一さんのエッセイ集。1993年の作品を文庫化したものなので、登場する人たちが“往年の”というか、私にとっては“名前は知っているけど”的なラインナップなので興味深く読みました。収録されている文章の年代には幅があり、70年代の作品もありました。2024/06/01