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文春新書
非米同盟

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166603954
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0295

内容説明

ユーラシア大陸は、巨大なチェス盤だ。〈米国の奇行〉に同調していては破滅を招く―。深刻な危機感を抱いた産油国、インド、中国、ロシア、EU諸国が構築するゆるやかなアメリカ対抗軸「非米同盟」。反米でも嫌米でもない第三の道をユーラシア各国は歩み始めた。その包囲網の行く手、ネオコンの実態を分析し、明治維新、第二次大戦に次ぐ歴史の岐路に立つ日本の賢明な進路をさぐる。

目次

第1章 予期されたイラク占領の破綻
第2章 9・11と世界支配
第3章 国際協調を強める産油国
第4章 ロシアの権力闘争とアメリカの世界構想
第5章 アジア統合の鍵となる北朝鮮
第6章 内破するアメリカ経済
第7章 歴史から見た非米同盟

著者等紹介

田中宇[タナカサカイ]
1961年東京都生まれ。東北大学経済学部卒。繊維メーカーを経て共同通信社入社。その後、マイクロソフト社で「MSNジャーナル」を立ち上げる。国際情勢解説者として個人で海外ニュース分析のメールを二十万人に配信
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

1
フリーの国際情勢解説者の田中宇さんの本。八年前の本だけど、それなりに面白いし、独自の考察は真偽はともかく刺激的だ。主にアメリカのブッシュ政権が単独で先制攻撃をかけたことは国際情勢のアメリカ抜きの関係を促進させたという。例えばアメリカによってテロの温床とされた、サウジアラビアがベネズエラに接近したように。それでアメリカの動きが遅くなったかといえばそうではなく、グルジアなどに民主化を目標に政権打倒などをしているらしい。(確かにそういう事は冷戦にもあったと見られている、アメリカのお家芸だ)2012/05/02

masamasanuko

0
2004年刊行「イラク戦争って一体なんだったの?」と感じ、色々な本をあさり中

kimx202

0
日米同盟堅持を謳う書籍をいくつか続けて読んだので別の意見を知りたいということで読んだ。8年前の本ではあるが情報分析として面白く読んだ。2012/11/19

ryuetto

0
アメリカ中心の世界・・・という時代が終わりを告げようとしているということで、そうなったときに日本はどうあるべきか? と考えさせられる部分で終わっている。なかなか考えさせられるテーマだった。2005/03/09

Saori

0
とにかく、テロが起こったあとから、アメリカは狂い始めた。2009/06/15

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