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文春新書
新しい日本酒の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602438
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0295

内容説明

日本酒が面目を一新している。とりわけ二十一世紀に入って、日本酒コンテストの上位ランキングに続々と新顔が登場してきた。なぜだろうか。日本酒の今日があるのは、心ある先駆者たちの努力のたまものだが、そうした工夫や努力が、いまや日本各地で行われるようになってきたのだ。自ら杜氏を兼ねる蔵元や醸造学科を出た若い跡継ぎたちの挑戦、新たな酵母の開発、無農薬・有機農法による酒米栽培など、日本の醸造界は大きく変貌しようとしている。

目次

挑戦する蔵元たち(蔵元とは何か;蔵元自らが造る酒;蔵元兼杜氏 ほか)
日本酒を新しくしたもの(兄弟で酒造り;新酵母の歩み;めざすはフルーティ ほか)
個性豊かな日本酒新世紀(コンクール一位を競う;最新設備の仕込み蔵;音楽蔵の成果 ほか)

著者等紹介

稲垣真美[イナガキマサミ]
1926年、京都生まれ。東京大学大学院美学専攻課程修了。1965年、「苦を紡ぐ女」が直木賞候補となり作家の道へ。70年代末から全国の優秀地酒の発掘に努め、日本酒の動静にも詳しい。79年以来、全国日本酒コンテスト審査員を務める
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