内容説明
電話がコレラ菌を運ぶ、「血税」とは文字通り血をしぼり取られることなどの明治時代の風聞から関東大震災を経て、口裂け女や外国人労働者暴行説など最近の噂に至るまで、噴火や地震等の災害をめぐる流言を中心に、社会学、心理学、言語学の視点から、噂がいかに生まれ、形を作って広まってゆくか、そのメカニズムを分析。最近の雲仙普賢岳噴火や所沢ダイオキシン報道、東海村臨界事故などをめぐる風評被害(流言のもたらす経済的被害)の実態も紹介する。
目次
はじめに 最近の流言(外国人労働者暴行流言;阪神・淡路大震災後の「地震再来流言」)
第1章 流言とは何か(流言とは何か;流言、デマ、うわさ;流言の心理学;流言の社会学;竜華の言語学)
第2章 流言の構造と内容(流言は処罰される;二種類の流言;噴出流言;浸透流言;潜水流言)
第3章 風評被害(風評被害とは何か;雲仙普賢岳噴火と風評被害;所沢ダイオキシン報道と風評被害;JCO臨界事故と風評被害)
著者等紹介
広井脩[ヒロイオサム]
1946年、群馬県生まれ。69年、東京大学文学部心理学科卒業。東京大学新聞研究所助教授を経て、92年より東京大学社会情報研究所教授。99年より同・研究所長。社会心理学・災害社会学を専攻
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