内容説明
難波宏彰教授(神戸薬科大学)がマイタケの抽出成分を徹底的に分析。抗ガン作用のあるMD‐フラクションや生活習慣病(糖尿病、高脂血症など)を改善するMX‐フラクションなど、独特の効能が明らかになった。
目次
第1章 MD‐フラクションの発見
第2章 マイタケで末期ガンから生還した医師
第3章 MD‐フラクションと免疫のしくみ
第4章 代替医療とMD‐フラクション
第5章 生活習慣病とマイタケ
第6章 予防医学としてのマイタケ
第7章 マイタケ研究者と臨床医の対話
著者等紹介
難波宏彰[ナンバヒロアキ]
1942年生まれ。京都大学農学部で「ウイルスの増殖抑制」を学んだ後、1985年より神戸女子薬科大学(現神戸薬科大学)にてマイタケの研究を開始し、抗ガン物質「MD‐フラクション」の抽出に成功。この功績により、1995年、アメリカ代替ガン治療学会学会賞受賞。現在、神戸薬科大学微生物化学教室教授、および同大学院教授を兼任。京都大学農学部博士。ニューヨーク・アカデミー・オブ・サイエンスのメンバー
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