出版社内容情報
徳川家康を〈権現〉として祀るために天海が創りだした山王一実神道。その真の狙いを史料に基づき検証した衝撃作。日光の歴史も掲載。
【著者紹介】
1925年栃木県日光市生まれ。現在、京都妙法院門跡門主、天台宗勧学院副院長、早稲田大学名誉教授。著書に『日本人のこころ――神と仏』(春秋社)、編著に『日光 その歴史と宗教』(春秋社)ほか。
内容説明
家康はなぜ“権現”として祀られたのか?天海の創唱した山王一実神道にのっとって日光に祀られた家康。日光東照宮誕生の背景にあった家康と天海の考えとは。―
目次
1(天海の神道と東照大権現―山王一実神道の本質;天海と山王一実神道;日光東照宮の奥院宝塔中神道秘式;山王一実神道の特質)
2(「二世権現」家光公;家光公の堂社造営;日光山輪王寺宮と徳川将軍家)
3(概説・日光その歴史と宗教)
著者等紹介
菅原信海[スガハラシンカイ]
1925年栃木県日光市生まれ。1951年早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。現在、京都妙法院門跡門主、天台宗勧学院院長、大僧正、擬講、早稲田大学名誉教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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