文春新書
困ったときの情報整理

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601806
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0295

内容説明

効率よく必要な情報を集め、目的にそって簡単に整理するにはどうしたらいいのか。情報整理の第一線で二十年以上活躍し、失敗も成功も数かぎりなく経験してきたジャーナリストが、具体的なエピソードをたくさんまじえながら披露する普通のひとのための情報整理術。

目次

はじめに 情報整理業を開業する
第1章 すべては時間に制約されている
第2章 知識は詰め込まねばならない
第3章 雑誌という情報ジャングル
第4章 パソコンで出来る情報収集
第5章 パソコンで出来ない情報収集
第6章 アイディアは何処から来るか
第7章 ワープロソフトでものを書く
第8章 情報の迷路を抜け出す
おわりに 究極の情報整理とは何か
付録 先人の「失敗」から学ぶ「情報整理史」

著者等紹介

東谷暁[ヒガシタニサトシ]
1953(昭和28)年、山形県生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、『季刊民族学』編集部を経てアスキー株式会社でパソコン雑誌などの編集に従事。さらに『ザ・ビッグマン』『発言者』編集長を歴任したのちフリーランスのジャーナリストとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

14
整理学の本はさまざま在りますが、この本のいいところは章の最後にまとめてくれているところにあります。このまとめを読み直すだけでもポイントがつかめて忘れてしまっていることを気づかせてくれます。2014/06/05

tyakkue

3
面白かった。締め切りが決められた中でどのように調査を行なってレポートを仕上げるか。10年程度前の本なのでそこらへんまでだが、先行的な本を抑えてあるので読みやすい。また著者の守備範囲の経営学や社会学から例を引っ張ってきてなぜか勉強した気分。2012/03/10

Naota_t

2
★3.3/情報整理として有名な梅棹氏『知的生産の技術』、立花氏『「知」のソフトウェア』、野口氏『「超」整理法』に類する内容。2001年発行で、IT技術も今と比べれば雲泥の差なので、参考になるのは考え方がメイン(当時は1新聞記事DLが150円!)。「時間も有限な「資源」なのであって、その配分が作業の成否を決めることとなる」(p26)が著者独自の主張だ。特にライターは期日が大切なので、時間管理は重要。また、調べ物は本→ネットというのも納得。ネットは玉石混交なので、信憑性の高さを見破れるリテラシーが必要だ。2022/09/02

ブルーローズ

2
平成13年著なので、引用されている「超整理法」だのカード式だのが古いのは否めない。しかし、自らをできない立場に落とし込み、読者側(困っている人)の視点で情報を整理するかはわかりやすく書いてある。ついつい多目に見積もってしまう残り時間を最初から「半分」にして計画するなど、自分を奮い立たせるのにちょうどよい。2009/12/04

k_jizo

1
★考え方自体は参考になるのだが、如何せん10年前の本。ニフティから始まって、「最後にインターネットも覗いてみる。」のくだりでときの流れを痛感した。発想法の総括、ポストイット京大式カード、KJ 法、アウトラインプロセッサ、ハイパーカードなど懐かしいものがきちんと整理されている。2012/05/21

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