内容説明
東京での、第1回ウィーン派遣ピアノコンクールは、大詰めをむかえていた。残すところあと1人。最後の出場者の女性が現れると、会場には、あっというどよめきが起こった。なおとその女性は、怪傑ゾロのような、顔全部がかくれる大きなマスクをしていたのだ!一方、警視庁捜査一課の片山刑事と妹・晴美、石津刑事と三毛猫ホームズの一行は、音楽の都・ウィーンに来ていた。大きなマスクをしていたあの日本人女性ピアニストが、空港のトイレから消えた話を聞いて…。またもや、奇妙な殺人事件に巻き込まれてしまったホームズたち。ウィーン歌劇場を舞台に三毛猫ホームズたちの大活劇!大好評シリーズ“三毛猫ホームズ”第13弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nagatori(ちゅり)。
17
ナースセンターから拝借。片山さん達、海外遠征もしていたんですね!ウィンナー・シュニッツェルやらデメルのザッハ・トルテやら、事件の合間に皆さんいいもの食べてます。いいなあ。「歌劇場」と言う割には音楽関係の話にはそれ程重きを置かず、気付けばしんみり人情噺。殺された人の影がやたら薄いのが気になりましたf(^^;2015/08/09
睦月
1
舞台がウィーンという事で、過去に旅行したウィーンに思いを馳せながら読んでました。 本場のオペラ聞いてみたかったなー。 余談①:カバーの「なんで主人公が美人なんですか?」の問いに「僕が書いてる間美人と付き合えるからだよ」という返答には納得。 余談②:この本、天アンカットになってますね…。貴重だ…。売ろうと思ってたけど勿体ない気がしてきた。2020/10/10
もぐもぐチョビたん
1
三毛猫ホームズシリーズ第13弾☆ウィーンが舞台なんだね(=^ェ^=)片山ファミリーは、いつ帰国できるのかなぁ(笑)。今回は事件自体は特筆することもなかったかなー(^_^;)でも面白かった♪2014/04/30
もこまま
1
海外旅行のたびに死体が転がってたら、嫌だよね。2013/07/06
shinobu
1
ヨーロッパ旅行シリーズのうち一作。ウィーンが舞台です。2011/02/28