出版社内容情報
正岡子規にゆかりのある、そして著者に身近な無名の人たちの人生を、深い共感をもって描いた「ひとびとの跫音」と、この十年間の選りすぐったエッセイを併録する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
11
【図書館】【速読】:司馬りょう太郎さんらしさが出てて面白かった。再読しても、新しい発見があって良い本でした。2025/05/04
ケン
2
図書館では50巻で完了。無事ここまで来れた事に達成感を感じ満足な読了感。天才を超越したと思える司馬遼太郎氏の存在に感謝。2024/11/30
アンディ・ワイス
0
第50巻は、人々の跫音、木曜島の夜会、 評論随筆集 の 3部構成からなっている。第1部は 正岡子規の養子である忠三郎さんとその友人の西澤タカジ隆二の話。第2部は明治時代に オーストラリア 西部で貝殻(ボタン用)を海に潜って採取していた日本人の話 。第3部はいくつかの随筆や 評論が集められているが、 司馬さんとは思えない 近代的な 切れ味のある 鋭い文章になっているので驚かされる。2024/10/13