出版社内容情報
銀行員の地位を利用して大金を横領したOLが銀座のママとなり、さらに大きな夢に挑む「黒革の手帳」と、女と男のさまざまな絡みあいを描く連作「隠花の飾り」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
7
確か、佐藤優の本で紹介されてたなと、それだけの理由で借りてみた。実に面白かったです。銀座のクラブを舞台に繰り広げられる、ドロドロの人間模様。ラストも衝撃が走る。令和に読んでも面白い松本清張は偉大だ。2024/11/19
*ふうか*
6
黒革の手帖はドラマで見て面白かったので、原作本が読めて良かった。2019/05/30
四面楚歌
2
黒革の手帖は米倉涼子のドラマを見たことがあったので原作を読みたくなった。ラストが衝撃的だった。清張先生の作品あるあるだけど最後に衝撃食らうこと多いよね。それも醍醐味みたいになってきた。隠花の飾りの「百円硬貨」を読んでいたら最後の最後で急に過去の記憶ががフラッシュバックしてきた。小学生の時に見た2時間サスペンスか何かで何故かラストシーンだけ覚えていて、あの時見たやつ!ってなった。その時も衝撃受けたんだろうね。2023/02/13
たむらんちょ
2
衝撃的なラストだった。短篇集も良かった。2018/06/08
Issie
1
武井咲さん主演ドラマを見て原作が知りたくて読みました。総会屋、昭和ならではの設定で原作も面白かったです。2021/02/13