出版社内容情報
先行きの見えない激動の時代、
歴史に立脚したマネーリテラシーが新しい知の羅針盤となる――。
資源戦争、貿易戦争、基軸通貨戦争、技術戦争という4つの軸から、
マネーがもたらす「破壊と創造」の本質が見えてくる。
・ローマ帝国崩壊とデナリウス貨の劣化
・異次元の金融緩和の「呪い」スペイン
・マネタリーシステムの歪みと「明治維新」
・アメリカ関税史が示す「トランプの行動原理」
・“すべてのバブルは崩壊する”歴史法則
・資源をめぐるパワーポリティクス「第一次世界大戦」
・米中シン半導体戦争
・ガザとアメリカの中東戦略
・基軸通貨戦争とマネーの未来??etc.
経済?地政学の歴史知が未来を照らし出す!
【目次】
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まちゃ
50
古代、中世、近現代のマネー(金融・経済)史を地政学の観点で平易に解説したエミンさんの「歴史に立脚した金融リテラシー」本。エミンさんの考えを織り交ぜつつマネー全史が簡潔にまとめられています。先の見通し難い今だからこそ、大怪我しないための羅針盤としたい。2025/11/16
ta_chanko
22
第二次大戦後、自由と民主主義、自由貿易とグローバル化の旗手としてアメリカが世界を主導してきたが、歴史的に見ればアメリカは一貫してそのような国であったわけではない。孤立主義外交・高関税政策・帝国主義政策など、トランプ大統領のもとで行われている政策の多くは、歴史上、アメリカが実施してきたもの。目的は覇権と国益を守ること。イラクのフセイン政権やリビアのカダフィ政権を倒したのもドル覇権を守るため。中国との対決姿勢を強めるのも同様。今後は半導体の製造技術が覇権を左右する。その意味でも日本や台湾は重要拠点。2026/03/27
クレイン
17
お金系の書籍かと思ったが、ガッツリ歴史の本だった。軸としてお金はあるが、多岐にわたり様々な国の歴史を紹介しており、非常に勉強になった。コロンブスの話もなるほどなと思った。なかなか面白かった。2026/01/17
きみどり
14
男性向け(と思しき)投資系の本はなぜ表紙が黒っぽくて、だいたい腕組んでる家系ラーメンみたいな作者の写真が載ってるのか、前々からの謎。エコノミスト個人に一定のファン、信者が付いているからかな。ただ、胡散臭いビジネス本を避けたい層には広がりにくそうだ、これ良書なのに。2700年前に「貨幣の発明」があってからの人間の欲望の歴史が総括されている。歴史が動く時は金の動きを見ると良い。ドル一強が崩れつつあるただいま現在は、10年20年後にどのように名付けられるのだろう。2026/02/24
かずい
8
タイトル通り、エミン氏の世界史と近代~現在経済史が主体。お仕事の相場観はないです。トルコ出身のアナリストらしく中東やペルシャの話はちょっと視点が変わっていて面白い。気になったのはイスラエル・ガサやイラン・イラクに関してはアメリカの中東政策の副作用の面が大きい。そしてアメリカ安全保障の優位性が中東からインド太平洋へとシフトしたことによって大きく変わってくるだろう。日本は経済とも将来性は明るい見通しである。2025/11/25




