高宮麻綾の引継書

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高宮麻綾の引継書

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163919515
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

\こんな会社辞めてやる! そう思ったことがある人、全員集合!/

精魂込めて作り上げた新規事業が、親会社に潰された。理由はリスク回避。

「なんであんたたちの意味わかんない論理で、あたしのアイデアが潰されなきゃなんないのよ!」

怒りを爆発させた三年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、〝リスク〟の調査に乗り出す。

私は私の仕事をモノにしてみせる――
だってそういうたまらない瞬間のために生きているんだもの。

忖度、義理、出世……それって昭和の話? いえいえ、いつの時代も会社はややこしくって面白い!

今日の味方は明日の敵――めくるめく令和のサラリーマン小説が爆誕。

★松本清張賞選考会で話題沸騰★

完成度が高いエンターテインメント作品。構成の密度、キャラクター設定ともによく練られていて、著者はエンタメの世界で即戦力の持ち主だと感じた。――辻村深月(作家・松本清張賞選考委員)

勢いに引っ張り込まれた。 非常に良くできた作品で、私などは見事に感情をコントロールされたクチである。私はこの作品を一推しした。――森絵都(作家・松本清張賞選考委員)

★各界から絶賛の声★

仕事が好きな人、仕事の理不尽を知る人にとって間違いなく、心にぶっ刺さる物語。――瀧井朝世(ライター)

仕事ってむかつくけど面白いよな!!!そんな感情を思い出させてくれた痛快・最高・天才の仕事小説です!全員読んでくれ!――三宅香帆(文芸評論家)

引き継がれるのは事業への想い。読むと仕事のやる気が湧いてくる。エナジードリンクみたいなお仕事小説です。――新川帆立(作家)

ただ面白いから仕事を続けてきた。それでも良かったんだと胸を張れました。――安島隆(ディレクター)

会社が憎い。だから今日も働く。会社員の屈折した魂の輝きの全て。――メン獄(『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』)

内容説明

精魂込めて作り上げた新規事業が、親会社に潰された。理由は“リスク回避”「なんであんたたちの意味わかんない論理で、あたしのアイデアが潰されなきゃなんないのよ!」怒りを爆発させた三年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、“リスク”の調査に乗り出す。忖度、義理、出世…それって昭和の話?いえいえ、いつの時代も会社はややこしくって面白い!今日の味方は明日の敵―この主人公、誰にも止められない。

著者等紹介

城戸川りょう[キドカワリョウ]
1992年山形県生まれ。山形県立山形東高校卒業。東京大学経済学部卒業。商社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

99
新機軸のビジネスアイディアを企画していくOL麻綾を主人公に展開されるプチミステリー小説。文章構成は少々固めなのですが、読者を惹き付けるセリフ回しやオープニングの状況描写には著者の才覚を感じます。某賞の受賞候補作品に選出されたそうで小説としてのバリューも高いのではないでしょうか。お手隙なら一読してみるのも良いと思います。2025/03/09

美紀ちゃん

89
思いついた案を実現する行動力。 大切。 正直言って、麻綾は、激昂しすぎる。感情が表に出過ぎ。 怒りは出さずに説得することが重要だと思う。 どうなるのか? 大暴れだった。表紙によく現れている。 カンコーの爆発は事故ではない。志村さんは、会社とFBに殺された。というメモを発見。 FBの正体がわかった。 事件だった。 そして、ずっと名前だけ出てきた恩賀さん登場。なるほど、そうつながっていたとは! 爽やかな終わり方。 麻綾は、よく頑張った! さあ!声出していけよ!2025/04/20

みかん🍊

81
必死に作り上げた自信満々の企画書がビジコンで優勝し意気揚々と親会社で企画を進めるはずがリスク回避のため潰された、怒りに燃える麻綾は何とか企画を通すために動く、気が強く自信満々猪突猛進の彼女だったが思わぬ裏切りや敵味方の見極めが難しくなり過去の出来事の真相を探るミステリ要素もありお仕事小説でもあり面白がったが同僚が麻綾みたいな女性だと大変だろうな、思わぬ人から助けられたり自分の力だけでなく周りに救われている事に気づいて成長して行く姿は爽快だった。2025/04/30

yukaring

74
頁をめくるといきなり現れる前代未聞な引継書「親会社の顔色ばかり伺うな」「被引継者は地獄に落ちろ」となんとも苛烈な内容。そして高宮麻綾がなぜこんな引継書を書くに至ったかが描かれる。3年目の彼女は親会社のビジコンに新規事業アイデアで挑み見事優勝。しかし過去の事故を理由に事業化を却下されてしまう。そして偶然手に入った事故の報告書と思わぬ告発文。彼女は大立ち回りを繰り広げながら過去の事故の真相を調べていく。ミステリ仕立てでテンポは良いのだが、自己中すぎる麻綾の言動に全く共感が出来ず読むのに時間がかかってしまった。2025/03/04

ままこ

72
まるでドラマを観ているようだった。自信満々の企画書が親会社のリスク回避で見送りに。納得いかない麻綾は怒り心頭。過去に爆発事故で死亡者が出たのだがその原因がはっきりしない。リスク回避の調査を独自に始めるが…。イラつくとすぐ舌打ちに地震みたいな貧乏ゆすり。こんな人が同僚だったらちょっと嫌かもと思ってたけど読み進めるうちにだんだん応援したくなってくる。登場人物たちもキャラが立っている。ブルドーザーのように突き進む麻綾が痛快でもあった。「昨日の味方は今日の敵」サスペンス要素も入った一気読みのエンタメお仕事小説。2025/03/06

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