出版社内容情報
日本を駄目にした政治家と官僚は誰だ?
前駐オーストラリア大使が40年間の外交官人生を懸けた覚悟の手記!
「本書は、外交官としての私の遺言である。
遺言である以上、かつての先輩、同僚、後輩との人間関係に遠慮して行儀よく丸く収めることは、とうにあきらめた。むしろ、今後の日本外交のために、歯に衣着せずに、敬称を略して語ることとした。劣化の深刻さは、待ったなしだからだ」
日本外交はなぜここまで劣化したのか?
●ロビイング力の決定的不足
●惨憺たる対外発信力
●歴史問題での事なかれ主義
●日の丸を背負う気概の弱さ
●永田町・霞が関での外務省の地盤沈下
●内向き志向といびつな人事
内容説明
腰の引けた対中外交、慰安婦像乱立の大罪、米国にNOと言えない、北方領土交渉の失敗。前駐豪大使覚悟の手記「本書は私の遺言である」。日本を駄目にした政治家と官僚は誰だ?
目次
第1部 日本外交劣化の現実(動乱の二〇二四年;なし崩しの北方領土交渉;腰の引けた対中外交 ほか)
第2部 なぜここまで劣化したのか?(ロビイング力の決定的不足;惨憺たる対外発信力;歴史問題での事なかれ主義 ほか)
第3部 再生への道(精強な組織づくり;情報収集力の強化;対外発信力の強化 ほか)
著者等紹介
山上信吾[ヤマガミシンゴ]
前駐オーストラリア特命全権大使。アボット元豪首相をして、「豪州人の心に永遠の印象を残した桁外れの大使」と言わしめた。1961年東京都生まれ。東京大学法学部卒業後、1984年外務省入省。コロンビア大学大学院留学を経て、2000年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、その後同参事官。北米二課長、条約課長を務めた後、07年茨城県警本部警務部長という異色の経歴を経て、09年には在英国日本国大使館政務担当公使。国際法局審議官、総合外交政策局審議官(政策企画・国際安全保障担当大使)、日本国際問題研究所所長代行を歴任。現在は、TMI総合法律事務所特別顧問等を務めつつ、外交評論活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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