出版社内容情報
東野 圭吾[ヒガシノ ケイゴ]
著・文・その他
うめ(小沢高広・妹尾朝子)[ウメ オザワタカヒロ セオアサコ]
イラスト
内容説明
「死」を見つける水晶の振り子。幽体離脱する少年。怪奇現象も天才科学者が解決!小学校高学年・中学生~。
著者等紹介
東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年、「放課後」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年、『秘密』で日本推理作家協会賞、2006年、『容疑者Xの献身』で直木賞、12年、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で中央公論文芸賞、13年、『夢幻花』で柴田錬三郎賞、14年、『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
84
東野さんのガリレオシリーズの中から小中学生向けにピックアップしたものをまとめられた作品集第2弾です。4つの作品が収められていてどれも不思議な現象をうまく解き明かす作品を集めておられます。すでに既読の作品ばかりなのですが、このようなかたちで読んでみるのも一興ですね。2022/09/29
りゅう☆
70
殺人容疑をかけられた母の無実を証明するために、水晶の振り子によって辿り着いた場所にあったものとは?指標す/窓の外にいた彼女がその時間に殺されていた。犯人はすぐに見つかったけどあの彼女は誰?霊視る/海の中で突然爆発して女性が死亡、そして一人の男性が殺された。この二つの事件に繋がりはあるのか?爆ぜる/幽体離脱して見たものは容疑者のアリバイ崩しの証拠になるのか?離脱る/。ちょっとした綻びから真実を導き出す湯川はさすが。そして驚きの展開にさすが東野さん。だけど相変わらず子供は苦手な湯川のまさかの蕁麻疹には笑えた。2024/07/20
かな
43
「実に面白い」ってドラマ「ガリレオ」の決め台詞ですが、原作には出てきません。そしてこのガリレオの事件簿2において裏表紙を内海薫が飾っているのですが短編4話の中で出てくるのは最初の1話、指標す(しめす)だけなのです。目次にも人物紹介に出ているのですが、あまりにも登場が少ない。もっと活躍シーンが見てみたい登場人物の一人です。東野さんジュニア版にガリレオシリーズの短編書下ろしださないかなぁ。面白いとおもうんだけど。2023/04/03
SHIN
28
天才物理学者 湯川学による水晶ダウジングや幽体離脱問題を科学で解決していく。湯川が考える科学は、神秘的なものを否定したり数式を並べて問題を解くものではないとある。本書は児童書のため読みやすく、知的でクールな湯川の魅力に引き込まれる作品となっている。2022/11/02
ともっち
19
通常のガリレオシリーズの短編からわかりやすいトリックをピックアップしたものの第二弾です。 「指標す(しめす)」「霊視る(みえる)」「爆ぜる(はぜる)」「離脱る(ぬける)」の4つが収録されてます。 それぞれに挿絵が1枚づつあります。2023/06/08
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