出版社内容情報
養父・陸徳志(ルー・トウチ)の手元に、一心が内モンゴルの労働改造所に収容されていると知らせる手紙が届く。一心を助け出そうと、養父はひとり北京へ向かい、陳情の長い行列に並びつづけた。
政治学習、ダム建設現場での労役、草原での羊飼い……
解放され、やさしい養父母や、生き別れになった妹に会える日は訪れるのか?
戦争と平和を問い続けた国民的作家・山崎豊子の不朽の名作を、
日中国交正常化50周年&文藝春秋100周年を機にコミカライズ!
「鄧小平副総理が8日間の公式訪日で見たものとは?」
「『毛沢東語録』とは?」「人民来信来訪制度とは?」「『四つの現代化』とは?」…
物語の背景がわかる解説つき。
内容説明
養父・陸徳志の手元に、一心が内モンゴルの労働改造所に収容されていると知らせる手紙が届く。一心を助け出そうと、養父はひとり北京へ向かい、陳情の長い行列に並びつづけた。政治学習、ダム建設現場での労役、草原での羊飼し…苦役から解放され、やさしい養父母や、生き別れになった妹に会える日は訪れるのか?
目次
第9話 百里香
第10話 二つの手紙
第11話 再会
第12話 証し
第13話 不死鳥
第14話 前夜
第15話 中南海
第16話 長城
第17話 茨の日々
著者等紹介
山崎豊子[ヤマサキトヨコ]
大正13(1924)年、大阪市生まれ。昭和33(1958)年、『花のれん』で直木賞受賞。平成3(1991)年菊池寛賞、21(2009)年『運命の人』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。25(2013)年、逝去
かんようこ[カンヨウコ]
漫画家、イラストレーター。京都市出身。学習漫画から、歴史漫画、オリジナル作品まで幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。