中野のお父さんの快刀乱麻

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中野のお父さんの快刀乱麻

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163914619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

菊池寛の将棋小説への疑問、志ん生のCDに隠された秘密、小津映画の原作をめぐる謎……国語教師の父と編集者の娘が解き明かす。

内容説明

本と日常の謎はコタツ探偵におまかせ!消えた映画の名台詞はどこへ?あの傑作の名付け親は誰?原作料だけもらった大作家?教師の父と編集者の娘の“名探偵コンビ”シリーズ。

著者等紹介

北村薫[キタムラカオル]
1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞。09年『鷺と雪』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

290
北村 薫は、新作中心に読んでいる作家です。中野のお父さんシリーズ第三弾読みました。コロナ禍なので時代は令和の設定ですが、内容が懐古趣味的な昭和で古過ぎです。また快刀乱麻という程、キレがありません(笑) https://books.bunshun.jp/articles/-/6784?ud_book2021/12/01

紅はこべ

178
美希はもう三十路なのか。それにしては男女の機微に疎いな。手塚の気持ちに気付こうよ。意外とあざとい系女子だったりして。北村薫愛読者にとってはお馴染みのトピックばかり。快刀乱麻というほど、謎解きに切れ味はなかったと思うが。北村薫の本が出て来るという軽いお遊びもあり。「本の大切さというのは、分からない人には全く分からない」これは本当にそう。2022/03/23

R

130
古本や古書を訪ねて蘊蓄とちょっとした謎の解決を楽しむ短編シリーズ。ほのぼのしたキャラクタが、少々毒があったり、抜けていたりとほんわかした世界観の中、中野のお父さんの知識と蔵書が、文豪の謎や噂話の裏付けをするというのがとても楽しい。お気に入りは将棋の話で、実際に先崎先生とむろやん先生に取材したのをアレンジして小説にしたんだろうなという一遍がすごく面白かった。実在の人物と小説のキャラクタがシームレスに会話して、物語になるというのが凄い。2023/03/23

buchipanda3

114
本と日常の謎解きミステリ短編集。ふふっ、楽しい。肩肘張らずにマニアックな本ネタ、作家ネタをこんな風に面白く読ませてくれるなんて。ネタがどんどん深掘りされて、あらら横道にも逸れてどうなるのかと思ったら、ばしっ、気が付けば見事な収束で思わずニヤリと。今回は本だけじゃなく落語ネタも豊富。古今亭志ん生は、志ん生という生き方の作品を客に楽しませていたのだなあと。志ん朝の話がまた良かった。当時の空気感(と真実)を伝えてくる本や音源など記録の存在がいかに人の心に訴えてくるものか。著者が本の虜になるのも分かると思った。2022/02/16

とろとろ

112
編集者の娘が元国語教師の父に聞くという形式で作者の文学への知識を披露するというのが筋?。2019年に読んだシリーズ2冊目の「中野のお父さんは謎を解くか」と同様、父と娘による問答集みたいな…。志ん朝の落語のネタはどういう経路でこうなったのだとか、小津安二郎監督の話とか文藝春秋の創設者である菊池寛の将棋小説への疑問とか…。これらに関連する文学作品とか雑誌の掲載とか次々と紹介される。それによって一つ一つの謎解きを懇切丁寧に解説するのだ。重箱の隅をつつくように…よくもまぁ、次々と資料が出てくるもんだなぁ…と。2022/06/10

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