内容説明
一本の作品の話をすると、その監督の別の作品を思い出す。舞台となった場所は、前にあの映画でも印象的だった、とか。映画の話は止まらない…。ちょっとした小物、小道具が、そこに込められた思いを想像させ、いろいろなことを暗示する。映画についての雑学、トリビアならこの人、川本三郎さんが贈る大人のための“映画尻取り遊び”、お楽しみ下さい!
目次
ウディ・アレンの新作から…ジョン・フォードにつながりました。
ジョン・フォードの『怒りの葡萄』から…シアーシャ・ローナンの水着につながりました。
シアーシャ・ローナンの話から…ケヴィン・コスナーの『フィールド・オブ・ドリームス』につながりました。
ケヴィン・コスナーの『フィールド・オブ・ドリームス』の話から…ブルックリン・ドジャースの話につながりました。
ブルックリン・ドジャースの話から…『東京暗黒街 竹の家』『東京物語』…最後は『駅馬車』につながりました。
ジョン・フォード『駅馬車』の話から…最後は『スリー・ビルボード』につながりました。
『スリー・ビルボード』の話から…ブルックリン・ブリッジにつながりました。
ニューヨーク・ブルックリンの話から…『ティファニーで朝食を』につながりました。
『ティファニーで朝食を』の話から…『寝ても覚めても』『めまい』…最後は『ママの想い出』につながりました。
『ママの想い出』の話から…山田五十鈴が母役を演じた『我が家は楽し』につながりました。〔ほか〕
著者等紹介
川本三郎[カワモトサブロウ]
1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。『週刊朝日』『朝日ジャーナル』の記者を経て、現在、評論家。『大正幻影』で91年サントリー学芸賞、『荷風と東京』で97年読売文学賞、『林芙美子の昭和』で2003年毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、『白秋望景』で12年伊藤整文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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